SS
雲綱
前回の続きです
「んー…」
「失礼しまーす。…雲雀さん？」
「あ、いらっしゃい」
「はぁ…。どうかしたんですか？」
「さっき眼帯の女子が来たんだよ」
「眼帯の女子…？クロームかな」
「名前なんて知らない」
「あはは…。で、そのクロームがどうしたんです？」
「それがさ、僕と綱吉が幸せになれるってこの箱を置いていったの」
「幸せに…？中身はなんだったんですか？」
「………メイド服」
「……は？」
「だから、メイド服」
「えーと…なんでメイド服なんでしょう」
「そんなのわからない。君に着てほしいんじゃない」
「ええ!?クローム、オレに着せるより自分で着た方が楽しいだろうに…」
「あの子にはあの子なりの考えがあるんでしょ」
「まぁそうですけど…。これがオレと雲雀さんの幸せと何の関係があるんでしょうね」
「…あ、わかった」
「へ？」
「最近僕たちマンネリ化してるでしょ」
「…いや、全然」
「だからこれを使って楽しめってことじゃないの？けっこう気がきくじゃない」
「あの…!?メイド服を持ってオレに詰め寄らないでもらえますか!?」
「ねえ、主従プレイとか面白そうじゃない？」
「え、遠慮しますっ！」
「君に拒否権はないよ！ほら、サイズもちゃんとピッタリだ」
「そんなぁーっ!!!?」
クロームちゃんはこれを企んでいました！
腐女子クロームちゃん楽しすぎる…
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