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「貴方の…好きにしなさい。」



その言葉通り、ギンギンに勃起したもん吉くんの大きなおちんちんがさんほうちゃんの視界に入りました。亀頭がすごく太いそれはビキビキと血管を浮き立たせ今にも破裂しそうなくらい張り詰めています。

そしてブルンと揺れるそれがさんほうちゃんのお尻に近付いて、両手足を拘束されたままバックでズンッと挿入されてしまいました。



「あああっ!!」

「っ、ちっちぇ…なかなか締め付けやがるっ、ん、んっ!」

「いぁっ、ああ!いたい、いたいぃ…」



無理矢理入り込む凶器は勢いよくさんほうちゃんの小さな穴に入り、簡単に根本まで行くことが出来ました。それでもスラストするには難しい締め付け。強引に引き抜いたそれを徐々にリズムよく突き上げます。

肉感同士がぶつかる音は高い天井の礼拝堂に鳴り響き、とてもリズミカルな律動を奏でました。



「へへへっ…神様、仏様!見てますか!さんほうちゃんはこぉんなにスケベな変態法師さんなんですよ♪」

「あんっ!んっ!…ん、ダメ…神様にゆっちゃ、ダメっ、」

「猿の妖魔のきんたまに犯されて小さなおちんちん勃たせてまーすっ!(…ほら、お師匠様。これ以上神様に見られたくないなら自分からケツ、振ってくださいよ。)」



耳元で脅されたさんほうちゃんは素直に頷きゆっくり腰を動かしました。出し入れされる大きなおちんちんが気持ち良くて自分自身お尻を振る姿はとっても情けないです。

それでも自ら全く動こうとしないもん吉くんは苦しそうな吐息を漏らしながらさんほうちゃんの腰を掴み犯していました。



「お、お師匠様…お師匠様の中に出してもいいっすか?」

「ぇあっ!?」

「もうオレっ、イキそうです…すいませんっ、耐え性なくてっ、うっ!!」

「へっ…、やぁあっ!!!」



なんとなんと!
もん吉くんは締め付けの気持ち良さに耐え切れず、さんほうちゃんの胎内に射精(ダ)してしまったのです。

子を宿す可能性は無いものの、いろいろ心配なさんほうちゃん。お腹の中に広がった熱い感覚を恐ろしく思い瞳を閉じてしまいました。









さんほうちゃんに温泉で一目惚れをしてしまった河童村の王子様“が太郎”くん、またの名を“沙悟浄”は礼拝堂でさんほうちゃんと強引に婚約式を挙げようと意識を失わせ、祭壇に運びました。しかし、それは遅れてやって来たもん吉くんに阻止されてしまいます。

もん吉くん曰く、本物の人間かと思って少し焦ったとか。何故焦ったのかよく分かりませんが、自分より綺麗な容姿に腹が立ったようなのです。



「村人達が一斉にオレと馬を襲ったんっすよ。まぁ、このオレ“孫悟空様”に敵うような奴は居なかったですけどね。」

「…そうですか。」

「ああ!、何でもあの河童は永遠の命が欲しいらしくて…河童村に留まることもうんざりだったらしいんっすよ。」

「…そ、そうですか。」



ベラベラ陽気に話すもん吉くんに睨みを効かせているさんほうちゃん。先程胎内に出されてしまった何かが気持ち悪くてかなり不機嫌です。そうとも知らずにが太郎を旅に連れていった方が良いともん吉くんは推して来ます。



「おーい!が太郎!」

「はい、」

「ってな感じで意気投合したんだよな、オレら!」

「は、はいっ。」

「・・・。」



まだが太郎くんを許すわけにはいかないさんほうちゃんは黙ったまま祭壇の階段に座っていました。

多分、ボコボコにされたのか。頬が赤いが太郎くんは仕方なしにもん吉くんの言うことを聞いているみたいです。



「法師様、先程は本当に失礼いたしました。それなのに図々しいのですが、もし良ければ一緒に旅路を…、天竺まで貴方をお助けできれば、

「貴方はもん吉に何かされたのですか?」

「えっ、」

「こんなに腫れて。もん吉に何か脅されているのですね?」



核心を突いたさんほうちゃんは謝るが太郎くんの頭をよしよしと撫でてあげました。もん吉くん以外には心が寛大なさんほうちゃん。あの出来事をずっと怒っているようでまだもん吉くんには睨みを効かせています。



「いいでしょう。が太郎さん、これから一緒によろしくお願いしますね。」

「はいっ!!」

「…んむむっ?なんか変だぞ、オレがアンタを助けてやったのになんで悪者になってんだ、

「そくううぅっ!!!!」

「うきゃああっ!いってぇえっ!!!!!」



忘れていた緊箍経で苦しめられたもん吉くん。実はさんほうちゃんがが太郎くんと婚約しそうになった時、自分でも分からない感情の渦が心を取り巻いていたのは内緒の話です。

彼はさんほうちゃんが他の誰かに奪われることをとても忌避しました。それが“嫉妬心”だなんて余計難しくてまだもん吉くんには分からないことです。





[*Ret][Nex#]

あきゅろす。
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