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妖魔ごときに名を名乗ってしまったさんほうちゃんは慌てて口を塞ごうとしましたが、既に手遅れ。妖魔なのに人間味が残る綺麗な顔が落ちてきて優しく一回、接吻されてしまいました。
接吻とは敬愛する思いを伝えるためにする儀式と思っているさんほうちゃん。今更、自分は男であると言えない彼は下穿きを脱がされ、男の証であるその存在を妖魔に見せ付けます。
「な、お前…雄なのかよ。」
「こっ、この体形を見たら分かるはずです。それに声も女性より少し低いでしょう。」
「・・・。」
交合出来ないと分かった妖魔はため息をついて自分の下穿きを履き直しました。それなのにどうしてでしょう、先程された過ちも妖魔の唇の暖かさも身体に染み付いて離れないさんほうちゃんの様子がおかしいのです。
身体をくねらせ下穿きを自ら脱いださんほうちゃんはモノに小さな手を添え、自慰を行ってしまいました。
「釈迦様、こんな憐れな私をお許し下さいっ、んっ、んっ、んんっ…、」
「お、おいっ!何ヤッてんだよお前っ、」
「猿(マシラ)の妖魔よ、今回の過ちは許してあげますっ…だから、だから早くここから立ち去りなさいっ!」
一瞬、目をぎょっとさせた妖魔ですがさんほうちゃんの様子に呆れを通り越し命令とは反対に進んでしまいます。そしてさんほうちゃんが自身を慰める指に触れてしまいました。
多分、お互い気持ちがおかしくなっているのでしょう。人間と妖魔が見つめ合いおちんちんを扱く姿は憐れ且つ滑稽です。
「さんほう、」
「んんっ…!!」
「なぁ、もっと気持ち良くなれる方法…知りたいか?」
「んんうぅっ!!!」
刺激に敏感なさんほうちゃんは先端をぐりぐり穿られただけで全身震わせ、ビュクッと射精してしまいました。
そしてお腹に広がった精液を潤滑油に指が刺さったのはなんとさんほうちゃんのお尻の穴です。ぐいぐい広げる妖魔の指先はバラバラ動き痛みを与えます。
「ぃやぁあっ、やめてっ…」
「黙ってろって、敏感法師。直に必ず良くなるからよ…」
「ふうぅっん、」
確かに妖魔の言う通り、痛みをあまり感じなくなったさんほうちゃんはお尻の穴に指を入れられるなんて馬鹿馬鹿しいと感じていました。でも、ある一点をかかれた瞬間に敏感法師のさんほうちゃんは女の子のように甲高い声で鳴いて妖魔を喜ばせました。
「ああっんんッ!」
「おっ、?」
「あ、あっ!だめぇっ!きもちいぃっ?、なんか、なんかソコはだめぇっっ!!」
快楽の意味が分からないさんほうちゃんは腰を振りながら指を出し入れされています。一方の妖魔は御満悦、先程出したばかりの極太おちんちんも勃起して存在を現にしていました。
勿論そんなものをこの中に挿れられるなんて思っていないさんほうちゃんはエッチな声で喘ぎ鳴き、身を高潮させています。
「さんほうっ、」
「あ、あっ、あっ!」
「コレ、挿れてやっから…もっと鳴いてくれよ、その、その甘い声…いっぱい、いっぱいオレに聞かせてくれっ…、!!」
「っ…やああああっ!!!!」
ちょうど指の気持ち良さに身を委ね気を抜いていたさんほうちゃんにトドメの一発。猿の獣の妖魔の、人間でも何でもない半妖の汚らわしい魔物の極太おちんちんが入ってはいけない秘孔に挿入されてしまいました。
奥まで入らないギチギチのおちんちんはくっきり血管を浮き上がらせていてとてもグロテスクです。それに耐え切れないさんほうちゃんの穴からは血が流れてしまっています。
「やだあああっ!しゃかさまああっ!たすけてぇっ!!!かみさまああっ!」
「さんほう、さんほうっ、」
「ああ、や、やめてっ…、やめてぇっ!!!」
涙をボロボロ流しながら痛みに耐えるさんほうちゃんに容赦なく深く突き刺さる妖魔のおちんちん。罪を犯した自分を憎いと感じたさんほうちゃんは天を見上げることが出来ず、妖魔の良いようにされていました。
[*Ret][Nex#]
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