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得意の如意棒で猪の妖魔を懲らしめたもん吉くんは精根尽き果てたのか、息を荒げながらその場に倒れてしまいました。
その様子を見てすぐさま薬草を取り出したさんほうちゃんはもん吉くんの息があるうちに飲ませ、が太郎くんの隣に寝かせます。すーすーっと規則正しい寝息を立てて眠るが太郎くんとは違い、苦しそうに呼吸をするもん吉くんは細々とした声でさんほうちゃんに言いました。
「こ、こんなんじゃオレっ…お師匠様と…こ、交合、でっ…できねぇじゃんっ、」
「バッ、バカモノ!今は安静第一です。ちゃんと寝ていなさい!」
「うぅんじゃあぁー…、ピンピンに回復したらいっぱいヤラせて下さいよっ、」
いかなる時でもさんほうちゃんと交合したいもん吉くんは猪の妖魔に問われた時の怪訝さを思い出しながら瞳を閉じました。さんほうちゃんは猪の妖魔の言葉に心揺れたことをけして彼に伝えまいと決めます。過去、妖魔に対して嫌な思い出があるなんて口が裂けても言えません。
荒れてしまった店を歩き、もん吉くんにやられてしまった猪の妖魔にも薬草を一口。誰にでも優しいさんほうちゃんは過去を振り切るように気持ちを鎮めるお経を唱えました。
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店から出て新鮮な空気を吸おうとしたさんほうちゃんは野道で休んでいたたまちゃんと周辺を歩いていました。小鳥の囀りを一生懸命追いかけて二人が辿り着いたのは紫色の景色、隙間無く咲いたすみれのお花畑でした。その彩りに胸をときめかせたさんほうちゃんは真ん中に寝転がり青空を見上げます。
「たまちゃーんっ、見てくださいっ!雲が一つも浮かんでいない青空ですよ!」
「コクコク、」
「素晴らしい景色ですね!この場所がとっても気に入りましたっ!」
横に広がる菫の色と独特な香り、真上には広大な空が雲一つ浮かばせずさんほうちゃんとたまちゃんの目に映っています。
さんほうちゃんはごろごろ転がりながらお花畑を満喫していましたから、その爛漫さで先程あった争い事も忘れてゆけそうでした。
「グウウ、グウゥ…」
「ん?たまちゃんっ…そろそろ帰っ、きゃああっ!」
「お師匠様、」
「…もっ、もん吉!?」
「あんだけおあずけ喰らってたらさぁ、オレ…これ以上我慢出来ねぇよ。」
せっかくのんびり休んでいたさんほうちゃんの身体を羽交い締めにしたのは万年発情期の妖魔もん吉くんでした。もん吉くんは場所も弁えず堂々とこのお花畑でさんほうちゃんを犯すつもりのようなのです。
既に固くなったおちんちんを背中に感じたさんほうちゃんは身の危険を感じてバタバタ暴れました。
「ちょっと待ちなさい!こんなところでっ…、し、しかもたまちゃんも居ますかっ、ゃああっ!!」
「はぁーい、こんにちは、お尻ちゃぁん♪白昼堂々スケベなナリしてやがるなぁ、」
「ももももん吉、止めなさいっ!きちんと場所を…場所を考え、ってぇ!!」
「うん、良い匂いだ。挿れる前にちっとばかし舐めとくか、」
下穿きをめくられてまる見えになってしまったさんほうちゃんのかわいいお尻。真っ白な肌にもちもちの触感はもん吉くんの大好物です。
躊躇無く顔を裂け目に埋め、穴に舌を這わせます。その瞬間、感じたことのないゾクゾクがさんほうちゃんの身体を包んでその先のおちんちんを反応させました。
「ぺ、ぺろぺろしないっ…でっ、もんきっ、ああんっ!」
「じゃあこれはどうっすか?」
「んんんんっー…!!ダメぇえっ!そっちも全部、お、おおかしくなっちゃうからあぁっ…!」
わざと睾丸の付け根に舌を這わせたもん吉くんはチロチロと小刻みに舐め、さんほうちゃんのおちんちんを勃たせました。
プルプル震える両腕を離しても逃げようとしないさんほうちゃんを見て、もっと重点的にいろんな所をいぢめてやろうともん吉くんは思ったのでした。
[*Ret][Nex#]
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