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『やさいをたべよーおいしいおやさいー♪ほくほくじゅーしーおやさい♪まろやかトマト味、ヨルヒフードの野菜スープ!』



仕事の先輩にコキ使われ全身が鉛のように重たくなったある日、かわいい笑顔でダンスする君をテレビで初めて見た。

すると不思議と身体が軽くなり笑みが零れる。鏡で見た顔、自分がこんなふうに笑うことができる人間だったなんて思っていなかったため余計おかしくて腹を抱えて笑っていた。

小さな姿で俺を魅了した君があまりにも美しくて、俺は急いでパソコンを開き君のことを隈無く調べた。



『木瀬ヒカル、あだ名はひぃクン。現在10歳で小学4年生、特技は野球。趣味はダンス、好きな食べ物はハンバーグとじゃごりこ(オモビー)』

『ファンクラブ限定ポスタープレゼント中!』



もちろん迷わず入会して手続きを済ませた俺はひぃクンがテレビに出る度、幸せな気持ちになれたし、仕事で嫌なことがあっても忘れることが出来た。

週二日だった仕事を一日増やす余裕さ、心にはゆとりが生まれた。これは嘘じゃない、本当にひぃクンは俺の存在を照らしてくれる。生きようと、何があっても生きようと思える偉大な心の支えになっていた。



「こんにちは。今回発売した写真集はご購入されましたか?」

「はいっ、」

「では、それをご提示下さい。ヒカルがサインしますので、」



初めて行ったサイン会、写真集を買った俺はファンの列に並んで順番が来るまで待っていた。

しかし、次というところで慌ててしまった俺は買ったばかりの写真集をバックからなかなか出すことが出来ず、とても焦ってしまったんだ。



「こんにちわぁ!」

「ひぃクン、こッ…こ、…こんにちは!」

「写真集、買ってくれてありがとうございますッ!サインしますよ、」



時間もあまり無い中、写真集を取り出した俺は1番お気に入りのページにサインしてもらった。ひぃクンはあまり字が上手く無かったけど、そんなところもかわいいなと思えた。



「ボク、このページが1番お気に入りなんです!」

「えっ?」

「お兄さん、トマトスープのキーホルダー持ってるんだ!すごいね、なかなか当たらないのに。」



純粋な笑みに心奪われた俺はその日を境にただのファンでは居れなくなった。おっかけ以上にキミを追いかけて、身体を、声を想像して欲望を慰め吐き出した。

誰にも理解されない愛が消えてなくなるのなら、人生を投げうってでもキミと繋がって想いを伝えたい。そんな風に志向までもめちゃめちゃになった俺に誰が何を言おうと意思や気持ちは変わらないだろう。









おしりを振りながら落ちたスポンジを拾う可愛いひぃクン。そのおしりをわしづかみ泡立ったボディーソープに纏う指をヒクつくアナルにじゅぶりと挿入する。えんえんと泣くひぃクンの身体を反転させ、小さなおちんちんも揉みまくる。

すると身体を震わせビクンビクン。あっあとエッチな声を漏らしながらおしっこをおもらししてしまった。



「ひぃクン…赤ちゃんじゃないんだから。おもらししちゃダメじゃないか。」

「んうっ、つきひこぉ、」

「エッチで下品なひぃクンにはおちんちん制裁だよっ、」

「ん!ぅああああっ!」



風呂場の湿気に包まれて悶々とする空気の中がつがつと正常位でひぃクンのアナルを犯す。気持ち良いのか頬を真っ赤にびしょびしょのひぃクンは俺の瞳を真っすぐ見ていた。

その視線に腹からゾクゾクが伝わり俺の心を食い尽くす。気が付けば俺は抱き抱えるようひぃクンに律動を加えくちくちと甘いキスをしていた。





[*Ret][Nex#]

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