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ベランダ/星空エビデンス
綺麗な夜空が見たいと、突然一流さんがビールやサラダを持ってベランダに飛び出した。僕はおつまみにから揚げを作りながら喜ぶ一流さんを見ていて気付かなかったんだけど、ヌヌちゃんも一緒に外へ出てたみたい。
新しいアパートや一軒家の建設に仕事が忙しい一流さんがやっと休みを貰えたと落ち着きながら美味しそうに生ハムを頬張っている。
「うめぇっ!真尋も早く来いよ、クマに席取られてるぜ?」
「うん、でも後ちょっとだから先に飲んでていいよ!」
「おぅ、お先にいただくぜっ!かんぱーいっ!」
素直に返事をした一流さんは缶ビールを取り出し、勢いよく詮を開けてグビグビ飲みはじめていた。
僕も早くご飯を食べたいけど、から揚げがなかなか揚がらないので菜箸でツンツン突き待っている。
「真尋、今夜はゼッテーにヤラしてもらうからな、覚悟しとけ!」
「な、!」
「へっ、昨日はお前のダチが来ててしてないからな。絶倫・榊一流様をナメてもらっちゃ困る!」
「あ、あのね…一流さん、絶倫って言うのは自分で言う言葉じゃないと思うんだけど、」
突拍子も無い発言に驚いた僕は出来たから揚げを盛り付けベランダのテーブルに乗せた。
良い香りに気を取られた一流さんを見て僕も席に着こうとしたん、だけど…
「おい、真尋…」
「えっ?」
「話はまだ済んでねぇぞ。明日って言っても嫌だかんな、今ここでセックスするぞ。」
「ちょちょちょっと!一流さん何考えっ…ひぁっ?!」
座る前に近付いた顔が僕の皮膚に触れて優しく、チュと唇を重ね合わせていた。
それだけで終わらないのが榊一流、今度は僕の顔を両手で包み込むように持ち上げ舌を挿入。貪り合う深い口づけにどちらのか分からない透明な雫が僕の首に流れた。
「ふふっんむぅー…、」
「ま、まひろっ、」
「んも、だめっ…なん、触らないでよぉっ!」
巧に動く指先が乳首を刺激して布越しにコリコリ、弾くようにいぢられて気持ち良い。だんだん激しくなるキスと指使いに下半身も熱く火照ってしまう。
ぺろんとたくし上げられて見えた胸を吸われたり、舐められたりすれば絶頂がさらに高まる。
「む、むねっ…やだ、一流、」
「嘘こけ、外で女みてぇにおっぱいいぢられて勃起してんのはどこのどいつだよ。」
「外も、やだっ…中に入ってしてよぉ、っんん!!」
確かに、今冷静に考えれば僕は地球の中。何も遮る場所が無い外で一流さんにエッチなことをされている。
それなのにパンツを下げられてお尻を振って、自分でもその仕草は彼を煽るだけとわかっているのに止まらない。
「手すりに掴まれ、」
「うんんっ…」
「落ちないようにチンポぶち込んでやるからな、…ッ!くっ、挿れるぞ!」
「っ、ああああっ!ふ、太いのぉっ、い、いちるっ!」
ぐぐっと挿入された一流さんのおちんちんは既に固く、一番太い雁首がゆっくり僕の中に沈んですぐ中を満たしてくれた。
さらに、僕のお尻と一流さんの睾丸がカチュカチュと当たる不思議な音。犯される僕は星空の下、エッチな声を漏らし鳴いている。
「うぅっ!んん!んっ!」
「さ、最高…、絶景だな。真尋、かわいいぜっ…!」
「ああんっ!だめっ、深くて…深くて気持ち良いっ!」
ひっくり返された僕は鉄格子を掴みながら今度は正常位でいっぱい突かれて気持ち良くなっていた。
深く密着してくる一流さんのおちんちんの良さに、今すぐ全て出してしまいたくなる。
「外はすげぇっ、ん?…人が歩いてるな…」
「へ?」
「あそこに人が。お前がエッロい声で鳴くからこっち見てんのかもしれねぇな、」
「ぅああんっ!やだやだっ、一流さん、抜いて抜いてっ!」
遠方を見つめ得意顔をした一流さんは僕の腰を浮かして集中的に気持ち良い所を突いてきた。感覚だけで僕の悦い所を当ててしまうなんて、すごいとも思うけど今は外に居る人が気になる。
ベランダで全裸にされ、男に犯されて気持ち良くなっている僕を見ないで欲しい。
「ああっ!気持ち良いっ
」
「くっ、真尋。そんなこと言っていいのか?外のオッサンがコッチ見てるぜ?」
「いいよっ、一流がっ…一流が僕を見てくれるならっ、いいっ…いいからぁっ、」
「へっ、可愛すぎるぜ…お前って奴は本当に、」
ひょいと軽々抱かれた僕はさらに深くなった突き上げに足先がびくびくして立てなくなった。そのへばった身体をもっと近くに寄せて今度は下から、容赦無いスラストが続く。
一流さんの太股に跨がって腰を上下に振る僕は変態、そう一流さんに言われても文句は言えなかった。
◆
「いやあ!新しい一流さんの家って教えてもらっていきなりベランダでセックスしてるとは思いませんでしたよ!」
「木原、ちょっと声のトーンを
「可愛い彼女さんですね、エッロい声が響いてましたよ…」
「・・・。」
翌日、一流さんと同じヨルヒ工業の木原さんと言う人が僕の家にやってきて昨夜のベランダセックスについて話していた。
どうやら一流さんがオッサンと言った人物は木原さんだったらしく、僕の姿は見えなかったものの声は丸聞こえだったらしい…
「で、そこに居るボクは?」
「“ボク”じゃねぇぞ、木原。チビで幼く見えるがコイツが俺の恋人だ。名前は小野瀬真尋、今年から中学2年生になる。」
「へっ…、恋人?中2!?」
ぎゃ!と騒いだ木原さんはなかなか現実が理解出来ていないのか一流さん(先輩)なのに「ショタコン」だの「犯罪」だの喚いていた。
確かに出会いが「泥棒」で「レイプ」だから僕も未だに上手く現実を理解出来ていないんだけど。
「俺はコイツを愛してる、お前に何言われてもそれだけは変わらねぇ。」
「ばっ!///」
「すげー…、榊一流やっぱとんでもねぇ男だ!俺、アンタを尊敬するよ!!」
目を輝かせ握手を求めた木原さんにニコッと微笑みかけて僕は一流さんを見た。
いちいち見せるしたり顔がなんだかんだ言って嫌いになれない僕はベランダでされたことも反論出来ずにいた。
◆
お粗末で、
申し訳ありません
ヨルヒ
[*Ret]
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