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艶事ファシネイト
Prologue



「のの」はずっと俺のモノ。
絶対に誰にも渡さない。


ショウちゃん、ショウちゃんってニコニコしながら俺について来る可愛い俺の「のの」

ずっと大切、ずっと一緒…





「うぅっ…」


「のの、どうしたの?」


「ううっーううっ、」



気付いたのは「のの」が小学校高学年の頃ぐらい。

生まれた時からちょっと普通の子とは違う、「のの」は学校から帰ってくる度に変な形の痣を体中につけていた。



「のの、ショウちゃん言ってくれなきゃ分からないよ…どしたの?がっこぉで、なんかされた?」


「んっーちぎゃう、ショウちゃん…ばかあ!」



目の前に置いてあげたお茶の入ったコップを手で振り飛ばし「のの」は声をあげて泣いてしまった。




自分は普通の子とは違う…
自覚が少し出てきてしまったのかもしれない。




言うなれば、知恵遅れの「のの」は学校も特別学級で、5年生になるのに足し算も引き算も…もちろん掛け算も出来ない。

俺は学校に行かせなくても、「のの」と一緒に暮らせるって思ってたんだけど、周りの大人がうるさいから…




仕方無く小学校に入学させたんだ。







「のの…ごめん。ショウちゃんが悪かった…ねっ、のの…一緒にお風呂入ろ?」



「…うぅ、」





駄々っ子の「のの」はクッションを抱いたまま俺の言葉を無視した。


よっぽど辛かったことがあったらしいな…





「お風呂で話は聞こう。あがったらアイスがあるぞぉ!」



「あいしゅっ…はいるっ、おふろ。」




甘いもので誘えば素直に言うことを聞く。


チョロいのはまだ可愛い小学生だから・・・

まぁ、それは当たり前だな。






「のの、自分で脱げるか?」



「あじゃ、いたい…でも、脱げるっ!あいしゅっ!!」



脱げればあいしゅっを貰えると認識している「のの」は腕に痣があるのにも関わらず、自分で上手に服を脱いだ。





前々からあった痣。

あんまり気に止めていなかったけど数は増えていて…

もしかして友達に殴られたりしたんじゃないかなと悪い方に俺は考えていた。




「のの、明日ショウちゃんも先生のトコ行くから…朝は一緒にがっこぉ行こうね。」



「うんっ!」




その時だった…

うんっ!と明るく後ろを振り返った「のの」のうなじ、そこに見えたのは赤く色づいた奇妙なアザ。


俺はそれを見逃さなかった。




「のの、ちょっと待って!」



「ふぇ?」



金色の髪をひとまとめにして、うなじの痣をなぞる。

ぞくぞくしたのか「のの」はお尻をくねらせきゃっきゃっと笑う。





「ショウちゃん、くすぐったいっ!」



「のの、コレ…何。」




他人に話しかけるように棘のある声で「のの」を威圧してしまった。





彼からは見えない位置の『キスマーク』

俺は何がどうなってるか分からなくって、すごい形相で「のの」を見ていたと思う。




「んっ…みずしませんせ、ののちゃんって呼んで、くびをちゅって…」



「水島先生…?」





怒りは膨大するだけだった…

水島先生は特別学級の担任で、見た目の割にはオヤジの明るくて優しい先生だ。







──親の俺だって「のの」にキスしたことないのに…?

今まで溜めていた思いが途切れた瞬間だった。








「ののっ!」



「んっ、しょっ…」





ごめんね、のの…

ショウちゃんは全然良い人なんかじゃないんだよ。



「のの」と一緒に気持ち良くなりたいなんて思ってごめんね…




「ちゅっ…だめっ!」



「のの、俺は先生じゃないよ…ののの大好きなショウちゃんだよ。んっ、」



「んっ…は、」




小さな口に噛みつくように舌を口内に挿入し絡ませた。
まだ残るお茶の味と甘い顔に俺の熱は拡大していった…



そうだ、俺はずっとこうしたかったのだ。


ののに、キスもその先も…


何故今まで気づかなかったのだろう、こんなに傍に居るのに…







「ショウちゃん、おちんちん…いつもとちぎゃうよ?」



「あっ、本当だ…のの、よく気付いたね。ショウちゃん、おちんちん苦しいなぁ…」



「いちゃいの?」



「ののがちゅうしてくれたらショウちゃんのおちんちん、治るかもしれないなぁ…」



「分かった!のの、治してあげゆっ!」





んちゅっ、



あぁ、最高だっ…

小さくてあったかい口からグロテスクな俺のペニスが出たり入ったりしてる素敵な光景。




「のの、ちゃんと飲むんだよ?コレ飲まないとショウちゃん、もっと悪くなっちゃうから。」




その時は虐待とか、レイプとかそんな言葉思い浮かんでもすぐに消えた。


ただ、これからもっと楽しい生活を送れると想っただけで胸がウズウズした。





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あきゅろす。
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