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星空エビデンス




一流サンのキスをひとつ一つ飲み込み、それを自分の物とする。

角度を変え、何度も強く口づけされた僕の身体は熱くだんだん変な気分になっていた。





「真尋、好きだ。」



「んんっ…ぼくもっ、すきっ・・・いちる…さん、」



胸元にほんのり紅いキスマークを降らせ、一流サンは深く僕の身体の隅々に口づけをした。



痛みなんて感じない。

今この時が最高に落ち着いて、幸せを感じていられる時…






「っ、そこはっ…だめですっ!」




僕の前にしゃがみ、ギュッと黒い手の平に包んで反応しているソレにも優しくちゅっとキスをした一流サン。

嫌な顔ひとつせず、口に含み僕の熱を解いていく。




「きたないっ…かんっ!らあ!っ…ねっ、」



「何が汚いんだよ。すっごく綺麗じゃねぇか…」



「だあっ、もっ…やらっ、んっ!んっ!」




吸われて、舐められてぐちぐちとエッチな音を立てて一流サンの口から出たり入ったりしている僕の陰茎は早く達したくて既に張り詰めていた。

口に出したら熱いということを一度経験している僕は必死に耐えた。







「んあっ、真尋…出してくれよ。」



「いゃですっ…一流サン大変だから、僕はださぁっ!!!!」









ぐりぐりっ

白い液体が出る所を揉みほぐされ一瞬、全部吐き出しそうになった。

正直、もう我慢できない。




次にされたらおしまいだと覚悟して目を瞑り、一流サンの愛撫を受けた。




「刺激が弱ぇんかな?」



「だぇっ、でちゃうっ!!!」




舌先でちろちろと弄られた出口から白い液体がどぱぁっと一流サンの口の中に入ってしまった。


なのに苦しい顔も嫌な顔も一つせず、一流サンの喉からはコクコクとそれを飲む音が聞こえた。





「ひっ…はぁー、んっ…」



「次は俺の番な。」



余韻に浸る暇もなく、濡れそぼった舌が穴を解すようにぐいぐい侵入してくる。
全身がゾクゾクする快感…




「指、挿れるぞ。」



「あっ…ん、んっ…は、」



ゆっくり一流サンの太い指が入ってくる。

久しぶりの感覚に自覚なくとも締め付けてしまう。




「ああっ…やばい、挿れてぇ、」



「ぅうん、いちるぅ…」






一流サンを見つめて誘う。
身体をくねらせ、早く挿れてとお願いもした。







「中、きてぇ…一流サン・・・」



「まだ、きついぜ?」



「いいよっ、一流サン…好きにしていいよっ…」








早く、一流サンの愛が欲しい。

この人になら何されても、いい…




心地好い声で愛してるって何度も言われながら烈しく重なりたい。








「息、大きく吐いてっ…」



「いあっ、はあぁ…!」





ずっぷり奥まで突かれ、優しい律動が始まった。


どくどく波打つ一流サンの熱も中に感じられる。





「ずっとお前だけだ。好きだっ、真尋。」






じっと焼き尽くすその熱い視線が僕の鼓動をもっと早め、一番深いとこに存在を、深く、刻む。




カッコイイ…

かっこよすぎるよ、一流サン…




この人の優しさで満たされてこのまま消えちゃうかもしれないくらい、蕩けるような甘い重なりに僕は酔いしれた。






…★…★…★…






──きっと、これは運命だ。





「い・ち・るっ!!」



「んぁ、なんだぁ?」



「今日はね…ジャーン!僕特製のビーフシチュゥ♪」



「うぉおっ!うっまそー!!真尋〜お前、良いお嫁さんになれっぞ!まぁ、もちろん俺限定でなっ!」



「へへへっ、ありがとう!」




──出会いは地獄を思わせた。


──ここで僕は死ぬんだと想った。





「外で食うか?」



「えっ?」



「星が綺麗だし・・・な。」





──だけど今は一緒に居たい。


──二人でずっと一緒に居たい。





「暑いから中でもいいんじゃないかな?一流、星好きだったの?」



「星は好きだぜ。まぁ、理由は・・・星見て…嬉しそうに笑う……真尋が・・・すっ、」



「すっ?」



「す…」



「すぅ?」



「…好き、だから…かな。」




──僕はこの人を、愛してる。







「ストーカーのくせにねぇ…」



「なっ!!!お前、大人をバカにしやがって!!このやろーっ…一発お仕置きしてやるっ!!」



「ごっ、ごめんなさいっごめんなさいっ!!許してくださいっ〜」




「いやだねっ!許して欲しいんならごめんなさいの証に…俺にキスしろ。」



「・・・・げっ、」











大切なものはひとつでいい。



溢れそうな思い乗せて、やっと二は一の星になれた。





哀しい顔はもうしない。


お互い笑顔で居続けよう。




貴方と一緒なら明日はもっと楽しいよ。











FIN





[*ret]

あきゅろす。
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