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星空エビデンス




帰りはお互い無言のままボッーと進行方向だけを見つめていた。



サカキの言いたかった言葉を聞き返す勇気も無い僕は携帯を開き、着信履歴にただ驚いていた。




(0901018****)
58件、何れも5分越え。

100回は大袈裟だったけど確かに何度も電話をくれていたんだなと思うと胸が痛む…






「小野瀬、今日の詫び…なんかねぇの?」



「えっ?」



「俺にキスするとかキスするとかキスするとか。」



詫びも何も強制みたい言い方だ…
銃も無いのに誰が言うこと聞くもんか。




「帰ったらヤるとかヤるとか…な。」



「・・・・」



「ああっ…いや、正直に言おう。俺が我慢できねぇんだ…車の中でヤろう。カーセックスだ、小野瀬…おら、後ろの席に座れよ。」



「はぁ?」



強引に裏道に入り路駐したサカキは一度車から降りて僕を後ろの席に座らせた。



ココは必死に抵抗した。

だけどこの身長差と体格差…完全に抵抗は無意味だ。




「気持ちよくあんあん鳴いてもいいんだぜ。こんな夜道誰もこねぇからよ…」



「いやっ…めて、んっ!」




大きな手が股間を包み、上下にぐわぐわと揉み扱かれていた。

シャツからは胸をがっちり掴まれ先端を指で弾くように弄られる。


両方から来る微妙な快感に自分の陰茎がどんどん熱を持ちはじめていることが分かった。





甘い吐息を漏らしてサカキは欲情しているみたいで、チャック辺りがキツキツになっている気がする。



「はぁっ…小野瀬、挿れたいっ・・・服、脱げよ。」



体をくねらせながら僕はズボンを脱いだ。
もう完全に正常じゃない自分の陰茎がパンツを主張していてすごく恥ずかしい。




「ブリーフかよ。完璧に誘ってんな、パンパンじゃねぇか。」



「ん、っ!」



人差し指でぐにぐに後ろの穴を弄られて身体をヤツに預ける体勢になってしまった。

サカキの腰に手を回して、後ろから抜き差しされる違和感…というか、なんというか…とりあえずあまり良くない痛みに耐える。






「やめてっ…うっ、一流サン・・・」




「…ド変態な小野瀬はコレが無いとダメなんだよな?」



「ぁっ…」






取り出されたのは赤黒くテカテカといきり勃つサカキの陰茎。

自分のより一回り大きい凶器を僕は自分の欲望通り、素直に口に含んだ。





「じゅぽっ・・んちゅっ、んぁっ・・・ぁむっ」





バカなのは、僕だ。

さっきの偉そうな態度とは一変、サカキに身体を嬲られただけで感じて早く犯して欲しくなる。


敏感で淫乱で、どうしようもないサカキの言いなりだ。




「手慣れたモンだな。どうだ…嫌いな泥棒さんに犯される気分は・・・んっ、」




「むむっ…んはぁんも、」



気分は最悪だ。
こんなの咥えさせないでさっさと中に挿れてくれ…


でないと身体がどうにかなってしまいそうだ。





「ははは、自分で扱いてそんなに楽しいか?」



「うもっ…はやふ、しれっ・・・」




パンツの中に手を突っ込んでサカキのを口で咥えながら自分の陰茎を扱いた。

その行為に恥なんかもう無い。

早く、早く…僕をめちゃめちゃにしてくれ。






「んはぁ・・・一流サン、お願い。もう、」


「小野瀬・・・」




不意に僕を抱きしめたサカキは歯を食いしばり、張り詰めた表情で僕を見つめ頭を抱え匂いを嗅ぎ、スーと息を吸ったり吐いたりしていた。


そして暫く間が空き、一音休んだサカキは喉をゴクリと鳴らし、僕に言った。








「もう一度言うぜ…よく聞いとけ、・・・俺は小野瀬が大好きだ。寂しい思いは絶対させない。ずぅっと俺と…一緒に居て欲しい。」










率直に言われた愛の告白。
それくらいは無関心な僕にもわかる。


客観的に言葉を聞いていたけど、確実にサカキは僕に愛を説いていた。





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