そうだ、温泉に行こう

家族水入らずで温泉に来たら何故か、








「う゛お゛ぉい!タオルを浴槽に持ち込むなぁ!!」
「うっさい、先輩俺のオカンかよー」
「でもベルちゃんそれはマナーよぉ」
「そうだよ、追加料金とられたらどうするの」
「マント身に纏ってる奴に言われたくないんだけどー」
「う゛お゛おおおぃマーモンッ!
郷に入っては郷に従えってしおりにも書いといただろうがあッ!!」









問題は其処じゃねえだろと突っ込みたくなる暗殺部隊も来てました。




































































「・・・・・・・・・・・・・・あれ、見間違い?」

いや幻覚か何かだうん。
即座に見なかったことにして、風呂は後にしようとしたら人にぶつかったので慌てて頭を下げる。
「す、すみませ!」
「てめえ何処に眼ぇ付けて歩いてやが、」





「「・・・・・・・・・・・・・・・」」





強面だけれども実際はそれよりも最悪最凶な性格で、歩く凶器。
交番前とか幼稚園の前とか歩かせちゃ駄目、絶対。的な存在の男が無駄に着こなした浴衣を着流して慣れたように首からタオルを下げてついでに何故か苺牛乳を手に持って、
(いやいやいやないないないないないない怖い怖い怖いってでもどうしようこんなに間近でも幻覚が見えるって相当ヤバイんじゃ俺、)



なんてことまで考え色々と自分の中がシャットアウトする。
何でその牛乳チョイスなんだとかそんな突っ込みしないと心に決める。

世界には同じ容姿の人間が3人はいるという。
だからこの人もアイツのそっくりさんであって、そんな天文学的偶然が今俺に起こっただけなんだきっとああそうだとも。
休暇中だからファミリーの誰にも言わずに此処まで来たというのに、こんな偶然あってたまるかと断固としてツナは心の眼を閉じた。
俺は何も見なかった。
これはきっと温泉に入れなくて不機嫌にやさぐれて牛乳を一気飲みしようとしたら苺牛乳しか売れ残ってなくて更に不機嫌になっちゃったその筋の人なん、

















「てめえ、んなとこで何やってんだ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」



















だが無情に言い放たれた言葉に。
突っ込みが性のようになっていたドン・ボンゴレはついに折れた。















「それは俺の台詞だっつーの!!
何っでお前が此処にいるんだよ何でヴァリアーも引き連れてんだよなんでお前が苺牛乳チョイスなんだよザンザスーーーーー!!!?」

こっちの台詞だドカスがと不機嫌そうにしながらも何処か嬉しそうな暗殺部隊のボスに、綱吉は頼むから今からでもいいから幻覚になってくれないかと無理な注文をした。
































大尊敬する風囲さかな様のBDにこんなくだらない突発小ネタをこっそりと捧げます!!(ほんとスイマセン
お誕生日おめでとうございましたさかな様vvv!!

2009.7.16


あきゅろす。
無料HPエムペ!