雲雀篇設定
○沢田綱吉
圧倒的な人気で並中に君臨させられている心優しき委員長。
類を見ないほどの落ち零れなのに何故か並盛最強委員長と呼ばれている。
何やら未来のマフィアボスらしい雲雀に興味を持たれ答えを求められることが度々ある。
その事実から目を逸らしつつ、風紀委員全員の期待の眼差しを浴びながら日々どうやって辞任しようか考えている。
「委員長なんてもうやだよーーっ!!
大体風紀委員なのに不良の頂点とかおかしくない!?」
○雲雀恭弥
マフィアの運命に結構乗り気で戦っている並盛最強の不良。
でも並盛を愛しているのでボスになることに興味はない。
己のみを信じ、群れる人間を毛嫌いしている。
リボーンのスパルタには嬉々として応える。
最強と謳われている委員長と戦いたい。
未来のボンゴレのボス候補と言われているが略決定だろう。
「ねえ、君 最強委員長なんでしょ」
○リボーン
咬み殺すのは好きだがボスの座には全く興味がない雲雀に、
ボスに興味を持たせる為に\代目の命令でイタリアから来日したマフィア最強の赤ん坊。
マフィア界最強と呼ばれるアルコバーレの内の一人。
ボンゴレファミリー所属の凄腕。
スパルタ家庭教師。
でもどっちかっていうと虐めるほうが好きなので実はへたれの委員長にちょっかいをかける方に熱がいってる。
「お前、守護者になれ。そしたら雲雀の奴もボンゴレに興味出るだろうからな」
○六道骸
マフィア刑務所脱獄犯。
ボンゴレ十代目として名高いの雲雀を誘き寄せる為、
雲雀が唯一興味を見せているという並盛委員長のツナを誘き寄せるため回りくどいことに風紀委員達を痛めつけることから始める。
仕方なく一人でやって来たツナの素朴な容姿と強さに一目惚れ。
身の危険を感じたツナに撃退される。
趣旨変わってね?と突っ込む配下の眼差しをものともせず今もツナを自分のものにしようとしている。
「あなたはいずれ僕のものとなる。
ボンゴレ十代目?ああ彼は可愛くないので後回しです」
○柿本千種
最近転職しようか悩む少年。
「骸様・・・ いい加減に諦めて下さい」
○城島犬
ツナに会ってからの骸が変になったことはわかっている。
「骸さん暇れすよ〜」
○獄寺隼人
良家出身マフィア。
一匹狼だったが今はツナの元でうろちょろしている。
雲雀に遣えに来た筈なのに何故かツナに懐く。
なんでも十代目候補を試すつもりで喧嘩をふっかけたのがツナだったらしい。
勘違いしたと気付いた後もツナに付いて離れない。
逆に十代目に相応しいのはツナだと雲雀に言い始める始末。
ツナは意味がわからずただ獄寺に怯える。
「ボンゴレ十代目に相応しいのは沢田さんだ!そして右腕は俺だ!」
○山本武
雲雀のクラスの人気者。
生まれて初めてスタメン落ちをして落ち込むが誰にも相談できず、練習のし過ぎで右腕を骨折。
思い詰めて屋上ダイブを決意。
たまたま(委員の皆と獄寺から逃げて)屋上にいたツナに自殺しそうなところを助けられ親友になる。
ツナと学年は違うがタメ口。
「ツナも雲雀のマフィアごっこの仲間なんだろ?」
○ディーノ
部下の前では無敵のキャッバローネ十代目。
もうボスの風格を漂わせている雲雀よりもヘタレの委員長ツナの方に親しみを持ち、よく遊びに行く。
とても他人とは思えないぐらい昔の自分に似ているツナを弟分と言って可愛がる。
過保護。
守護者争いの時は喜んで指導しようとしたが、リボーンに雲雀を振り当てられた。
「俺が家庭教師の筈じゃなかったのか!?」
○フウ太
放浪生活を続けるランキングの使者。
正確無比なランキングを導き出す情報屋。
そのデータを求めるマフィア達から身を隠す為優秀なボンゴレ十代目と噂される雲雀に助けを求めに来たが、
怖かったので変わりに並盛最強と名高いツナに頼り懐いた。
ツナを完全に信頼。
「ツナ兄!最近応接室が危険度ランキングの上位になってるよ!凄いね!」
〜リボーンとボンゴレ十代目候補の出会い〜
「何君」
「俺の名はリボーン。今日からオメーの家庭教師になる」
「僕には家庭教師なんていらないよ」
↓
「ワォ、君素晴らしいね。
いいよ。マフィアのボスになってあげても。
並盛の中でだけなら」
↓
「守護者?ボンゴレリング?
いらないよ、そんなもの。
ボンゴレは僕一人で制圧する」
〜最強委員長の黒曜中との戦闘結果〜
「あーまた委員会かぁ。面倒だな…」
↓
「風紀委員の皆がやられてる!?」
↓
「うぅ…、やっぱ俺が行くのか…」
↓
「えと、どうも」
「よくきましたね」
「あなたがこの騒ぎの首謀者さん、ですか?」
「クフフ、そんなところですか。
そして君の新しいご主人様です」
「・・・・・・・・・・・・・寝ぼけてるんですね。
でも並盛には恐怖の大魔王はもう間に合ってます。
あの人だけで十分ですから」
「全く同感です。僕がなるから彼はいりませんよね」
「(・・・・・・・・・駄目だこの人あの人と同じで人の話聞かない人種だ)
それは叶わないと思いますよ」
ツナは疲れたように嘆息して、しかし確信に満ちた瞳で目の前の少年を見た。
「貴方は後で雲雀さんに咬み殺されると思いますから」
信頼とも聞こえるそれに少年はつまらなそうに眉を上げる。
「おや、君が相手をしてくれるんじゃないんですか?
並盛風紀委員長沢田綱吉君」
「確かに貴方がやったことには俺も正直とても腹が立ってます」
「なら、」
「でも何だか、」
ツナはそっと視線を外す。
「・・・その、無理」
妙な沈黙が室内を漂う。
「は?」
「だから無理。電波っぽいし」
「・・・・・そ、そんなこと言わずに」
「正直口きくのも、本当はしたくないっていうか」
鳥肌でも立っているのか腕を摩りながら意外と酷いことを言う委員長に少年はショックを受ける。
(く、可愛い顔してるのに思ったよりも手強いみたいですね)
「いいんですか?
今、喋っとかないと二度と口が聞けなくなりますよ」
「(ぞわ)」
蒼褪めたツナにやっと自分のペースを取り戻したと思った少年は嬉しそうに笑う。
「んー?
汗が噴出していますが大丈夫ですか」
「いやホント、黙ってコレ(汗)お前の所為だから。
俺に話しかけないで頼むから。何か、寒気とかするし」
「!! 折角人が心配してあげてるのに!」
この後限界がきた並盛風紀委員長に黒曜番長は粛清されることになる。
十代目(雲雀)が行った時には全ては終わっていたそうな。
骸がツナ委員長にめっろめろ状態で発見され、十代目にボッコボコにされましたとさ。
<一先ず終わる>
「・・・ねえ、どういう状態なの」
「ああ雲雀さんいいところに!!
コレ引き剥がすの手伝って下さい〜〜〜ッ!!!」
「素敵です沢田綱吉君!
嗚呼もっと僕を殴っふぼ!!」
「言われなくてもそうするよ、何コレ気持ち悪い」
「しらないですよ!なんか攻撃する度に喜んでますますしがみ付いてくるんです〜ッ!!」
「誰ですか貴方は僕は綱吉君に殴って欲しいのであって貴方に何て殴られてもちっとも楽しくも気持ちよくも無、」
「「黙れ変態ッ!!」」
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