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譲れない闘い3だったもの
『譲れない闘いがある』
今まで散々思ってきたこの言葉。
この兄にはこの言葉しか思うことはないんじゃないかと思っていた心狭き昨日までの俺にさよなら。
俺はもっと心の広い大人になります。

「いや、千景兄遠慮しなくていいって」
「今日ぐらいは可愛い弟に譲ってやるよ」
「たまには兄を立たせてやりたいんだって」

しかしそれは俺だけが考えていることではないらしく千景兄も今日は妙に優しく、一向に話の進まない平行線。
俺たちは物陰でこそこそと小声で結局は言い争っていた。


事は前日のアイス事件まで戻る。




あきゅろす。
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