依存禁断症状(×正臣)
不意に襲われる喪失感と不安感。なんでと言葉に出来るものなんかじゃなく、理由も分からない。ただただ不意に胸を締め付けられる、ただただ不意に胸が空っぽになる、そんな感覚に襲われる。
それに気付いているのかいないのか、いつも意地悪なあの人はそういう時に限って優しくしてくれる。
(…あぁ、暖かい)
その温もりに安心している自分はもう引き返せない。多分、この人がいなければ俺は―。
‐‐‐‐
相手は決まっているようでいなかったり。だけどあの子は本当にこう思うのかと疑問に思ったり。
上の【依存末期症状】と対かもしれない。
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