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越えたい境界線(帝正?)

「帝人、いつまでもダチだよな。」
「え…?……紀田くんは?」

放課後、杏里を待つ教室でふと思った質問を幼なじみで親友に尋ねたところ逆に質問で返ってきた。

「勿論…いつまでも、親友だ。」

自信満々に笑顔で答えると帝人の顔が曇る。

「僕は、嫌だな…。」
「……そっ」
「だから」

帝人と同じ気持ちじゃないことに肩を落としていると帝人の顔が段々と近付き、そして唇に何か触れ直ぐに離れた。

「僕はそれ以上になりたい。」

顔を真っ赤にした帝人が目の前にいた。ハハハ…、俺も顔が熱い。

きっと帝人の顔が赤いのも俺の顔が熱いのも、この夕焼けのせい。


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甘く青春的な帝正が好き!





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