落乱小説 おけま…‥ならぬ、おまけ 『落乱小説を書いてみた』シリーズのおけま…‥否、おまけで、小説を書いているうちに出来上がってしまった設定を書きました。 心底どうでもいいので、お好きにどうぞ。 ≫四年生時分の皆さんの設定 ※食満留三郎 成績は後ろから数えた方が早い…‥というより、アホのは組筆頭の赤点ギリギリの落第生。 今の一年は組のように、い組を敵視している。 四年生に運良く上がれたが、このままではいけないと一念発起し、自主練を始めるが、仙蔵に見付けられた際に「馬鹿は馬鹿らしく引っ込んでろ」と言われ、プッツン。 喧嘩っ早い性格が災いし、仙蔵に挑むが、見事に返り討ち。 それ以後、仙蔵とは喧嘩仲になった。 同室の伊作とは、とても仲が良い。 当時の文次郎に関しては『いつも仙蔵と一緒にいる奴』程度の認識で、ほぼ眼中になかった。 緊急事態では、自分が考えた範囲までは行動に移せるが、それ以後の考えていない範囲は行動できないタイプ。 なので、山賊退治の際、仙蔵を助けた後、何の行動も取れずにいた。 ※潮江文次郎 一年生の頃から同室の仙蔵に彼是(あれこれ)いびられ続けていたが、それでも腐れ縁か、仙蔵とよく一緒に行動し、仲は良い。 自主練など努力はしているが、仙蔵の秀才っぷりを一番間近で見てきたため、『アイツは俺とは違う』と考え、一線を引き、本気で仙蔵を越えようとはしていない。 良く言えば達観、悪く言えば諦めている。 そのため、元は熱い性格だが、四年生時分はすっかり成りを潜めている。 なので、落ちこぼれ筆頭の留三郎が仙蔵に喧嘩を売るのを『無駄なことだ』と呆れた様子で見ていたが、仙蔵が認めたことにより、留三郎に対する評価が激変。 文次郎も留三郎を認めたが、相手は自分のことを全く眼中になかったことを知り、思わずプッツン。 それから喧嘩するようになり、元来の熱い性格が復活。 留三郎どころか、仙蔵を越えてやる――いや、学園一の忍者になると誓い、努力しまくることとなる。 隈が出来始めたのは、この時から。 緊急事態では焦ってはいるが、頭の何処かでは冷静でいるタイプ。 なので、山賊退治の際、『どうする!』と自問ばかりしていたが、留三郎がどんな行動を取ろうとしたかを瞬時に計算し、見事、行動に移している。 ※善法寺伊作 アホのは組の二番手。 成績は留三郎と五十歩百歩で、四年生に進級できたのが不思議なくらい。 喧嘩は苦手で、強気になれない。 いつも低姿勢。 同室の留三郎とは仲が良く、いつも一緒に行動している。 山賊退治のあった日、留三郎が闇討ちにされたと思い込んでから誤解がとけるまで、仙蔵と文次郎が嫌いだった。 友の為なら怒れるタイプ。 なので、留三郎がい組コンビに闇討ちされたと思い込んだ際、恐い勢いで睨み付けている。 ※立花仙蔵 学年の総合成績優秀者で、人をいびるのが好き。 才能も知識も実力もあるが、同級生を見下している傾向がある。 文次郎の事は認めており、コンビを組むなら文次郎と決めている。 落ちこぼれの癖に喧嘩を吹っ掛ける生意気な留三郎に苛々していたが、山賊退治の後、謙遜もなく嫌みもなく仙蔵を認めた留三郎に気持ちが変わった。 緊急事態では顔には出ないが、気持ちの中心地では焦っているタイプ。 だから、留三郎の腕を掴んで逃げた際、忍術学園に着いても離すのを忘れていた。 ≫ここまで読んで下さり、ありがとうございました! . [*前へ] |