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両腕が欠落してる女の子



後ろに下がってもあるのは壁だけ。
時間は止まってくれない。





壁に背中がついた途端、4本の手があたしに襲いかかった。
2本の手は服の上から、もう2本の手はスカートの下から入ってきて徐々に上へあがっていく。

パーカーなんて、簡単に剥がされた。




「あっ、…いゃ…ゃだ、んっ」

「おい、見ろよこれ」


何も出来ない私はただされるがまま。
胸を揉まれ足を大きく開かされ下着の上から秘処をいじられる。



「あんっ、そんなっ…ゃあ…、」



男達の手は止まらずむしろ速くなる。
上は服の下から手が侵入し、本物の肌に触れられ、下も下着越しに指が侵入し、ナカをぐちゃぐちゃに掻き回される。



思考を乱される中、そこでひとつだけ疑問が浮かび上がった。






どうしてこんな事になったんだろう。


私、何も悪い事してないよ?

















あ――…










そこで出て行く前のレンの言葉を思い出した。"おとなしくしてろ"ただその一言を。あの時レンの言葉をちゃんと聞いてたら、言う通りにしてたら、きっとこんなことにはならなかった。




今頃レンはどうしてるかな。
きっと、すごく怒ってるよね。
家に帰ったらなんて言われるかな。
私を厳しく叱るよね。



そうだよね、レン―…










「ごめん…なさい……れんっ…」



ぼろぼろと頬を伝う涙が冷たくて苦しい。




せめてこの謝罪の言葉がレンに届けと願った。
 
 
 
 
 
 
 
 


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