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監禁パロ







「ここ…は…」




瞼が異常に重い。その瞼の重さで、ぐっすり寝ていたのが解る。
擦って目を開くと辺りは暗かった。
いつの間に寝てたんだろう。少し寒気がする。
そもそも今は何時だ?時計を見ようにも回りが暗過ぎて確認が出来ない。

とりあえず電気をつけようと動いたとき、下の方で"ジャラッ"と鉄の鎖のような音がした。



「え―…」



恐る恐る手元を見ると両手両足首が鎖と手錠で縛られていた。


「なんだよ…コレ…ッ」


力で外そうとしても頑丈で、よく見ると鍵穴のような穴があり鍵でしか開けれないと解った。


しかし何故こんな物が―


それに、いつからこの状態なんだ?
記憶を辿っても何一つ思い出せず焦りと恐怖が俺の思考を混乱させる。
理解出来ない状況に鼓動が早くなり顔に汗が流れる。

目が慣れてきて辺りを見渡すと、窓はなく、周りは一面壁で扉がひとつ。
その扉からしかこの部屋を出る事が出来ないようだった。
出口は見つけてもこの手足に絡み付く鎖をどうにかしないといけない。

焦りながらもこの鎖を方法を考えていると、ゆっくり前方の扉が開いた。
その扉から出て来たのは予想もしない人物だった。









 


あきゅろす。
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