研究員×幹部＋初対面＝混乱
「ナマエ、少し良いですか？」
「あ、はい。何か？」
「これを。以前言っていた仕事の資料です。」
「あ！わざわざ有難う御座います。」
「いえ。では、これで失礼します。」
「あ、ちょっとすみません。」
「はい？」
「あの、お名前は？」
「……何を言ってるんです？私の名前を忘れたんですか。」
「いえ、ただアポロさんはもう少し背が高いと思いますよ。それに……ココ、」
「？」
「泣きボクロ、消し忘れてますよ。」
「……！残念、バレてたのか。」
「身長の事、アポロさんにバレたら怒られちゃいますよ。」
「確かにな。くそー、折角今研究室にアポロのお気に入りがいるって言うから見に来たのに、もうバレちまったかぁ。」
「お気に入りだなんて……。あの、アポロさんの格好で頭ボリボリ掻くの止めて下さい……」
「あ？あぁ、まだこれ付けたままだったのか。……よっと、」
「わ！」
「吃驚しただろー、こんなオッサン出て来て」
「いえ、とんでもないです。あ、俺、ナマエって言います。」
「ん？俺はラムダだ。宜しくな。」
「此方こそ。」
「そうだ、今から茶でも飲みに行くか。お前の事も聞きたいし、仕事話に花咲かそうぜ？」
「あの、ラムダさんのお仕事は……」
「そんなのランスとかに任せときゃ大丈夫だろ。ほら、行こうぜ。あぁ、白衣と幹部服のまんまじゃアレだな。とりあえず着替えるか。手伝ってやろーか？」
「だ、大丈夫です！」
「そうか、じゃあ後でな。」
「は、はい。」
研究員×幹部＋初対面＝混乱
（よし、行くか）
（は、はい……）（ランスさんごめんなさい）
会話文のみでラムダと初対面。まだラムダのキャラを掴めきれていません。でも大好きです。
20100307
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