Fictional forest
あとがき
お疲れ様でした。朝の光です。
さいきん気づいたのですが、あとがきでの挨拶ってこんにちはじゃなくてお疲れ様でしたが適切ですよね。それまでさんざん作品を通して読者との対話をしてきたわけですから。いや読者の皆様はそうは思っていない場合もありますか。そうですね、では改めてこんにちは。
Fictional forest、これにて完結となります。
これで完結です。文句無いだろ!? ありますか!?
普段は話を終わらせるときにはその作中の情報だけでは決して解明されない謎をメチャクチャ残してモヤモヤした読後感にさせまくるのですが、今回はそれは控えめなのです。控えめですよ!? 控えめのつもりです。
まだまだ苦情があるようでしたら、ぜひ他作品をお読みください。なにかが繋がるかもしれません。
さて、このお話はいかがでしたか。
無の在処について、思いを馳せていただけたでしょうか。あるいはなんか難しかったなあとかこの作者にしてはいつもよりやわらかいなあとかこのキャラかわいいなあとか思ったでしょうか。どんな読み方をしていただいても、私はとってもうれしいです。ありがとうございます。
私は、このお話、好きではないです。嘘です。好きですが、書いている間はずっと苦しくてあやうくこころの病になりかけました。執筆活動がこんなに苦しいことはめったにありません。読んでいても胸が踊るよりは息が詰まります。これが恋ですか。たぶん違いますが。みなさまはいかがですか。
この苦しかった執筆活動を支えてくださったのはみなさまです。お読みくださっていいねを押したり感想をくださったり、または読んではいなくても楽しそうな姿でエネルギーをくださったり。本当にいつもありがとうございます。もしよかったらこれからもよろしくお願いいたします。
それでは、きっとまた。
2019年5月2日 朝の光
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