お子様お断り
「好きです、付き合ってください!」
何度目かの告白。
勿論、告白の相手はあのはたけカカシ。
一目惚れと言うヤツだ。
「何度も言うように君みたいなお子様と付き合う気はないよ」
会う度に告白されるこっちの身にもなってほしい。
別に刹那が嫌いな訳じゃない。
容姿も良く、愛嬌もある女の子だ。
だけどまだ未成年。流石に犯罪でしょ。
「もう19です!大人です!」
「じゃあ20歳になっても気持ちが変わらなかったらいいよ」
本当に?なんて瞳をキラキラさせて。
「じゃあ20歳になったらまた告白します!」
それじゃ!
そう言い残して走っていく。
あれから数ヶ月、偶然で会うことはあってもストーカー紛いな事はなくなった。
「カカシさん!」
「ん?」
「もう20歳になりました!付き合って下さい!」
本当に告白してきたよ。
「そーだねえ、まあ約束だからいいよ」
「本当?!嬉しいっ」
「けど俺、これでも忙しい身だからあんまり構ってあげれないよ?」
「大丈夫です、私だって忍です!理解はしてますっ」
(幸せだあ...)
[*前へ]
[戻る]
無料HPエムペ!