「せんせー、私はどこに座れば良いんですかー?」 「そうだな、じゃあ美輝はあそこの空いてる席の前の空いてる席つかって」 「分かりにくっ!」 「あ、何だったら先生の隣の特等席でもいいけど」 「……遠慮します!」 私は先生に言われた席へと向かって歩き出した。 途中、生徒の視線が気になったけど構わず足を進めた。 (えっと席は…ここかな) 後ろから2番目、窓際から2列目の結構良い席。 あれ? 何だか見覚えのある顔 「……え゛ぇ!?」 「よろしくでさァ、美輝」 [next#] 無料HPエムペ!