ピピッ――… 目覚まし時計のアラームがうるさいくらいに頭上で響く。 「ん〜、あと5分だけ」 ピピピッ――… 「…はっ!」 時計を見ると、8時。 「やばい!遅刻するッ」 慌ててリビングに行った。 「………あれ?」 いつもいるはずの二人はおらず、テーブルの上に紙が置いてある。 「何これ」 その紙を手に取り、恐る恐る読んでみた。 [next#] 無料HPエムペ!