animal天国
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その後、ソウも何故話せるようになったか分からず、しかも離せ離せとうるさいので美奈都はとりあえず自分の肩の上に乗せてみた。
｢ふー……つーかてめぇ!俺の美しいしっぽを引き千切りやがって!!!｣
やっと美奈都の手から解放されて一息ついたソウがいきなりキレだした。
｢え〜?とかげってしっぽ生えてくるんだろ?｣
｢ばっかやろー!生えてくるまでが問題なんだよ!!しっぽが切れてるやつらがどれだけ恥ずかしい思いしてんのか知ってんのか!?｣
｢知らないよ。とかげじゃないもん。｣
当たり前だ。
もし知っていたら大問題である。
｢人間でいう裸で外をうろつくようなもんなんだぞ!?てめぇは裸で外歩けんのか!!?｣
｢え…じゃあ今ソウは…｣
｢裸も同然だ!!｣
大声で言うことではないと思うのだが…
｢ええ!?露出狂!!?｣
｢てめぇがやったんだろぉがぁああぁああ!!!｣
美奈都のボケにつっこむソウの怒鳴り声が辺りに響いた。
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