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リビングで1



さっきまでパニック状態で全く気づかなかったが、この人…



すっっっごい美形だ…!



こんな美青年が変質者なわけないよね。女の子に困ることなんて無いだろうし。

うわ、私すごく失礼なことしたかも。
なんて言うか自意識過剰?こんな美人さんが私のことを襲ってくれるはずがないよね。調子に乗りました。すみません。
いや、でもまさか、風呂場に人が降ってくるとは思わないし、変質者と思われてもしょうがないよ美青年!
…いやいやいや、なんか話がおかしくなってない?そういう問題じゃないよね。そもそも人が降ってくること自体がおかしいんだ。私も美青年も悪くない。


1人うんうん頷いていると、目の前で青年が服を脱ぎ始めた。


「ちょちょ、ちょっと何してんの!?」

「は?これ着替えろって意味じゃねぇの?」


そう言ってさっき渡したジャージを指す。

いや、その通りですけど…

「あのさ、せめて私の目につかないところで着替えたら?一応初対面なんだし…」

「俺は気にしねぇよ。男だし」

いや、私が若干気になるんだけど美青年よ…

ま、いっか。

せっかくの美青年の生着替えだ。見て損はない。つーかこの人私の裸見たしね!お互い様だね!いや、私の体なんかと比べていい代物じゃないな。
また調子に乗りましたすみません。

私はさっきまで自分が襲われるんじゃないかと疑ってた相手であることをすっかり忘れ、着替える様子をしっかりと見させてもらった。
…変態だとか言ってくれるな。本人の許可はおりている。

美青年は一見すると細身だけど、筋肉はしっかりついていた。細マッチョやべーな。目の保養だ。
髪の毛は綺麗な銀髪で、初めは染めているのかと思ったが、顔立ちからしてハーフっぽいから、地毛なのかもしれない。

こんな美青年なら、襲われても悪い気はしないかもなぁ、とか不謹慎なことを考えていたらいつの間にか着替えが終わっていた。

ジャージは父親のお古だから、サイズはちょうどよかった。Tシャツも男女兼用のものだったし、大丈夫そうだ。

私はとりあえず、美青年のびしょびしょの制服を預かり、ハンガーにかけて干した。







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あきゅろす。
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