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君が可愛くて仕方ないのさ
(光馨)





「ひーかるッ」
「んー‥何?馨」
「何、じゃないでしょ。お風呂で
寝ちゃダメじゃん。危ないよ」

寝てないよ。と、眠たげに目を擦られては説得力が無さ過ぎる。素直じゃないんだから。と溜息を吐くが、全く気にも留めない様子で再び目を閉じる光。

「もー‥ふやけてぶよぶよなっちゃうよー?」
「なんないよ‥‥‥」

早くも夢の中へと行ってしまいそうな光を起こす為、馨も湯槽へと入る。ちなみに言っておくが、彼等の家の風呂は10人で入っても余裕な位広い。それ故、光の位置まで湯槽の中を歩かなくてはいけない。


至極面倒に感じながらも、仕方ないなぁと苦笑する。


「ホラ、光。出るよ、起きて」
「‥‥‥」
「ひかるぅー?」

顔を覗き込んだら、ニヤリと笑う口元。ハッとして離れようとしたら、もう遅かったようで、腕をしっかりと掴まれる。


「馨、つっかまーえた♪」
「!?」

掴まれた処からじんじんと疼きだす。湯の所為かどうかわからないが、熱い。
きっと今、2人は同じ顔で全く違う表情をしている。



「馨は可愛いなぁ」
「うるっさい‥‥!」


光の馬鹿、と座り込み俯いて真っ赤な顔を隠せば、そっと頭を撫でられた。





(コメント)
光馨。
でもぶっちゃけ光は受じゃないかとか思ってる今日この頃(爆)

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あきゅろす。
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