狙った獲物は逃がさない
(銀魂/沖土)
「土方さん、マヨネーズに砂利入れときやした」
「‥真選組副長、沖田総吾‥」
「死ね土方コノヤロー」
――沖田の自室前――
「沖田ァー‥‥てめェ‥‥」
「おっ、土方さんじゃありませんか。どうしたんですかィ?」
「どうした、じゃねェだろ!お前また‥‥!」
勢い任せに戸を開き、部屋の中を見ると。
「ああ、これですかィ?先日に発売した"沖田副長と一緒!僕の真選組"ですぜィ」
「ンなもん発売してねェよこのド阿呆!しかも"沖田副長"って何だ"副長"って!!」
「あー‥‥すいません土方さん」
急にしおらしくなった沖田に戸惑いつつも、わかれば良いんだよ、なんて言い。
「‥‥万屋の連中に頼んで作らせたんでさァ」
「お前、そこまでして‥?!」
慌てて言うと、あの嫌な笑みを浮かべ。背筋がぞっとするような、あの笑みを。
「やだなァ土方さん、あの連中にそんなこと出来るわけありやせんよ。全く貴方は面白い御人だァ」
「―――ッ!」
怒りのオーラ満々な土方を完璧に無視して、沖田は続ける。
「そうだ、土方さん」
「?」
「部屋の入口に先日開発した"特大土方ホイホイ"を設置しておいたんです‥‥って、引っ掛かった後じゃあ遅いですねィ」
再びニタリと笑いながら、沖田は自室の扉を閉めた。
+−+−+−
土方攻派なのに‥何故か書いてるうちに沖土になってた(←
ま、この2人ならリバでもいけそうかなあと。
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