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ハミング(田花)





文化祭シーズンとなり、各クラス文化祭1日目にある合唱コンクールに向けて休み時間や放課後などを使い練習をしていた。





(あーかったりぃ‥‥)


野球部のメンバー達も一般男子生徒の例に漏れず、あまりやる気はないようで。



ぎゃあぎゃあ煩い廊下の声の主はおそらく、うちの4番。あぁ投手も巻き込まれてる。


ふと隣を見ると捕手が廊下に釘付け。恐ろしいまでの視線はきっと意中の投手宛て。


ク‥‥ごほん、レフトは何故か至極楽しげに歌っていた。





俺はというと、こういう行事に煩い女子達に目を付けられない程度に歌っているフリ。

一応楽譜は開いているけど、どう頑張ってもお玉杓子が踊っているようにしか見えない。ぼーっと視線を向けるだけ。



















ざわっ‥‥





ふと周りがざわついた。

何だと思って顔を上げると。







「!」
「花井、隙ありぃっ!」
「な、田島ッこら!!」



一瞬触れた口と口。





俺は真っ赤になって駆け出した。






















(ハミングんときの花井のくちびる、いろっぺー!!)



にししっと笑った田島を捕まえるまで、あと3秒。





(コメント)
そして西浦野球部公認←
お母さんの怒鳴り声が
聞こえるまであと5秒(笑)

合唱のハミング(うー、とか)の時の唇って妙に気になる。



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