愛情表現、なんですよ?
―雛菊
午後の日差しは気持ちぃ。
「さりげなくスカート捲るのやめましょ?」
「え!?」
なんで驚くんですか!
骸はかっこいい。
カッコいいんだけど変な頭ぁ。
「失礼なこと考えましたね。」
「いえ、かっこいいなーて。」
「何をいまさら当たり前のことを。」
「・・・・はぁ。」
ため息を漏らせば心配してくれる。
凄く優しい。
でも、どこ触ってんだよ!!
太股触っても何にもなんないからね!
いや、何かは満たさせるかもしれないけど!
でも、今関係ないから!
「どこで、失敗したんでしょう。」
「なんですか人を失敗作のように!」
「失敗作じゃないです。完成してませんから。」
「クフッ!今のはグサリと来ましたよ。」
「すいません、大丈夫ですか?」
「はい。そう言うところも好きですから!」
ニコっと満面の笑みで抱きよせられる。
嬉しすぎる//
付き合い始めて1081回目の好き。
私にだけずっと言ってくれるかな?
不安だ。
腰の方まで下がってきた手はほっとこう。
「?どうしたんですか?いつもなら嫌がるのに。」
「―-・・。」
「もしかして、してh「骸」…はい?」
「愛してるよ。」
「!!」
―これで、何度目の不意打ちでしょう。
それを、期待する僕は君の溺れていますね。
1081回の好きvs君の一回の「愛してる。」
勝者は君。
―咲く事を怯えていた蕾を愛す
|