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触れさせないよ。




僕だけのものに、
してあげる。


もう誰にも触れさせないよ



僕はいい提案をしたんだ。

一時期不安ていな時期があって君を泣かせてしまったからね。

反省しているんだよ?

君を疑ったりしたら悪いもんね。


僕は僕なりに君を泣かせないようにするよ。


「名前。」

「何?」

「呼んだだけ。」

「ん?」


そう言う時てあるでしょ?

今はとっても気分がいいんだ。


それにしても、料理の腕を上げたね。

初めて食べた時は凄く微妙だったけど今はとっても美味しいよ。

愛を感じるな。


「そう言えばね、私のクラス今休みが結構いるんだー」

「ふーん。どうして?」

「何か事故った見たい。」

「今度風紀の見回りを増やすよ。」

「ありがとう。私も気をつけなくちゃ。」

「名前は絶対に傷つかないよ。」

「・・・?どうして?」

「名前は僕が居るからね。」

「・・・そうだね!」


あ、今僕を一瞬でも疑ったね。

いくら僕でも名前に心配を掛けるような事はしないよ。

学級閉鎖になったら学校で名前に会えないじゃないか。

「あ、そろそろ時間だ。」

「もう?」

「じゃ、私教室に戻るね!」

「今日くらいサボればいいじゃない。」

「駄目!勉強して雲雀に追いつくんだから!」

「ワォ、初耳だね。」

「秘密にしてたんだもーん。」

「楽しみにしてるよ。無理だと思うけど。」

「がんばるしっ!」


他愛ない会話をして君は部屋を出る。

僕の為。

悪くないね。


じゃあ僕も仕事に行こうかな。

君の為に。


物騒な世の中をきれいにしないと。

携帯を取り出し電話を掛ける。


-ぷるるる

て音がしてやっと出た。

「草壁。学校外の見周りの数を増やして。」

『え。しかし・・・』

「群れる奴らや彼女に近づく奴は一人残らず僕に教えてね。」

『はい。』


別に、咬み殺すわけじゃない。
ただ鎌を掛けるだけさ。

別に休めなんて言ってないのにね。

彼女を不安にさせたんだ。

彼らには罰を与えないと。


-愛に囚われた者。





あきゅろす。
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