俺が小さくため息を吐き。 アルジェントのボスについて、想像を膨らましていると… 「でもよ、なんで面倒なんだ?」 山本…知らないで一緒に悩んでたの!? 「ボンゴレはアルジェントと同盟を組もうとしているんだ」 そう言うと獄寺君は驚く。 ご、獄寺君も知らなかったんだ… 別に秘密にしてたわけじゃないからね! 「な!?なぜですか十代目!今まであんなに仲違いをしてたのに!」 「でも、アルジェントと同盟を結べばどっちものファミリーはもう敵なしだよ?」 「…た、確かに」 うん、理解してくれてよかった。 「でも、ね。何度交渉しようと思っても向こうは了承してくれなくて…」 ま、そうだよね。 「それで、しびれをきらしたリボーンが乗り込んで行って。ボスとご対面、そんで戦闘開始になっちゃって怪我人が多発したらしい」 くそ!あいつ!! 「…リボーンさん」 「向こうのボスは如何したんだ?」 そんな、しょうがない。で、進められても… 「弾は当たらなかったけど病気だったらしく今はファミリーの医療施設にいるらしい。それでボスが変わったんだ。」 「もしかして、死人が出ちまったのか?」 「死人はいないけど、負傷者がでて、中には重症なのもいるらしい」 まったくやらかしてくれたよ。 「で、その新ボスがこの件について話し合いをて」 文通だけど… 「まぁ。しょうがないな!」 あぁ、爽やか笑み復活だね!でも、今はやめてほしいな! 「こちらとしても、申し訳ないの一言だよ。」 「しかし、話し合いですか…」 「仲が悪いだけに大変だな」 「うん。」 山本、本当に笑顔で言わないで。本当に面倒に感じるから。 「じゃあ十代目どこでお話しを!?」 「当たり前に向こうの屋敷だよ。謝りにいくんだから」 はぁー。本当にめんどくさい事してくれたよ。 とうの本人は今頃コーヒー飲んで、武器の手入れでもしてるんだろうなー |