忘れないで、傍にいること。 有里と会ってから、二週間後。 俺達はある問題を抱えた。 「はぁー。面倒だなー」 今は俺の部屋に山本、獄寺君な俺の親友であり部下であり、大切な家族がいる。 また、どっかの誰かさんが俺の仕事を増やしてくれたよ… それにしても、本当に面倒だ。 二人ともそんな俺を心配してか部屋に来てくれている。 「アルジェントの事ですか?」 獄寺君も知ってるんだ… 「あ、うん」 「アルジェントて確かボンゴレと同盟は結んでなかったよな?」 「うん、そうなんだ。山本も覚えてたんだね」 ボンゴレと一回抗争にもなった事のあるファミリーだ。 ま、それは俺がボスじゃない時だけど・・・ アルジェントはボンゴレと同等と言わないけど、同じ位の力がある。 敵に回せば厄介なのだ。 ボンゴレと同じ位の歴史をもつファミリー。平和主義で俺達と変わらないはずなんだけどなぁ―… アルジェントはキャバッローネ見たいに五千だったっけ? それより上だったっけ?ま、いいや。抱え込む結構大きなファミリーなだけに抗争はできるだけ避けたい。 そう言えばボスが変わったんだよな。 また、扱いがわからなくなるな… 強いのだろうか? やっぱ、ごっついおっさんかな? |