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わかってる。




消えないで、行かないで。
貴方が私のすべてなのだから。



「ツナー。これで50人だぜ?」


山本は俺の前で紙をヒラヒラさせながら困った顔で話す。


「はぁー。」

だからアルジェントとの抗争は嫌なんだー。


てか、今はどっちもどっちで出方を窺ってるみたいだけど・・・


それにさ、向こうは全員彼女に忠誠心があるんだ。

俺なんか多分守護者にしかないよ・・・
だってもともとボンゴレの部下の奴は忠誠心もあるけど大体が実力で押されて仕方なく働いているようなもんだし・・・


みんな最初は俺を9代目に似ているとか言ってたけど・・・

俺は穏健派なんかじゃないんだ。

自分の大切なモノを守るためならどんな犠牲も厭わない最低な奴なんだ。

それで、傷つく奴もいる。
それで、落ち込む俺は頼りがいがないにも程がある。
元は9代目に仕えていた部下はきっと俺のことなんか認めてないだろーなー。

そのうちクーデター起きそうだな・・・

「おいっ」「てっ!!」

リボーンに思いっきり頭をはたかれる。

「お前が巻き起こしたことなんだ。ちゃんとこれからの事考えているんだろうな?」

「あ!当たり前だよ!」

そんな事!!
考えなしにこんな事するわけないだろうが!






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