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たすけて。




お願い、悲しまないで・・・。

怖がらないで、     

そうしないと、     
消さないといけないんだ。





あの話があってから... 

アルジェントに対してボンゴレは何度か襲撃してきた。

ボンゴレは同盟の為にならどんな汚い手でも使うつもりだ。


その制で私の仕事は増え、何度も何度も、私の部屋を書類や報告の為に出入りする部下が増えた・・・






まただ、、       


「ボス!偵察に行った2人がやられた!!」


「ちっ・・・」



あぁ、、、       

舌打ちなんてここ最近してなかったのに自分でも気付かないうちにかなり苛立っていたって事だ、、


たく、、、         
ボンゴレが!!!      
ざけんなっ!!!      
私には此処でこの場所で守らないといけないものがあるんだ!!!

いや、守らなければいけない者があるんだ!!


簡単だった。



あの場所で、
イエスと言うのは・・・


そうすれば私は、楽に慣れたのかもしれない・・・。


「有里・・。」


Σ!!、、・・・。    


「何?」 


冷たく返す言葉。


今私の眼の前に居る母親に・・・。


こいつの制で、私は全てを捨てるしかなくなった・・・


「言っとくけど、ボンゴレと合併しようなんて思ったら、すぐさま貴方を婚約させるからね。」


「んだとぉ」


「どうせ、頭を下げるんだったらファミリーの役に立つ方がいいでしょ。」

政略結婚か・・・。
何時からこんなにも荒んだんだろ?

何で私はこの椅子に、この場所に留まるのだろう?
もしかしたら、待っているのかも知れない。


私は家を飛び出したあの日から、ずっと、、、         
自由に笑える世界へ導く手を差しのべられのを、、、

何度も叫び、涙が枯れるまで泣いたあの日の自分は、今もまだ叫び止んでいないんだ・・・
誰か・・・誰か・・。

―タスケテ。





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