[携帯モード] [URL送信]
眼をそらすなんて






「ボス!いけません!」 

そう言って部下が止める。
それは有里が自分の母にめがけて、撃ったからだ。
ギリギリはずしている。
技とか、本当なのか?

「有里!誰に向かっ「出てけ!」

冷たく、冷酷で、残酷な声。
有里は本気だ…

「有里!!いい加減にしなさい!「出てけ!!」

そう言って自分の母親に俺に向けた以上の殺気を向ける。



小母さんはお姉さんと一緒に部屋をあとにする。


「ごめん有里。ごめん」


そう泣いて謝るお姉さん。
その言葉に彼女は、「消えて」と、冷たく返す。


部下と少し会話をし、席に座る有里はとても哀しそうな感じがした。


一体、何が彼女におこったのだろう。

そうして口を開くリボーン。


「随分と手際がいいんだな」

「ええ。まぁね」


そう言ってまたもや、冷たく言葉を返す。


リボーンはその答えに二やりとまたも笑みを浮かべた。

「大した女だ俺の愛人にしてやろうか?」


「残念だけど貴方の愛人になるわけにはいかないな」

そう言って、有里も黒い笑みを浮かべる。

「面倒事は嫌いなの。」

彼女は言う。

きっとそこに居る誰もが気づいただろう。
彼女から、微かな華の香りと鉄の臭いがする事に。
君はあの短時間で、罪を犯したんだ。





あきゅろす。
無料HPエムペ!