おおらかな気持ちで育てましょう 具体的にどのような育て方なのでしょうか。 臆病な性格や神経質、分離不安の説明ページでも記載した通り、過保護に育ててしまうのが一番問題です。 まずは、ご自分の育て方を一度見直してみましょう。 ・自分の犬が他の犬を嫌いだからと言って避けていませんか? ・知らない人が嫌いだからと言って避けていませんか? ・他人や他の犬を見ると怖がるからと言って避けていませんか? ・散歩中、何かに向かって吠えた時、抱き上げたり逃げたりしていませんか? ・仲良くなって欲しいと無理に他人や他の犬に近づけたりしていませんか? ・必要以上に心配をしていませんか? ・叱る事は可哀相だと思っていませんか? 他にも色々ありますが、上記が問題行動を起こす犬の多い原因です。 愛犬を人間の子供に置き変えてみてください。 悪い事をしたら叱るのは当然ではないでしょうか。 他の同年代の子供が怖いから、と言って学校に行かせないという親はいないのではないでしょうか。 学校には社会勉強を体験できるような、社会化見学や林間学校、企業体験など色々あると思います。 そこで人間の子供達は色々な体験をし、学んでいくことも多いでしょう。 それと同じように犬達にもたくさんの事を体験させてあげてください。 それにより、外の世界で他の犬とどう接するべきか、挨拶の仕方や上下関係、他人に対してどういう行動を取れば怖い事、嫌な事をされないか等を学んでいきます。 まずは、人間の子供に置き換えて考えてみたり、「野生ではどうだろう」と考えてみたりしてみてください。 野生では、ボスの言う事を聞かなければきつい体罰や、群れから追放されたりという罰が待っています。もちろん殺されてしまう事もあるでしょう。 そこを良く考え、愛犬と接していってあげてください。 可哀相だから、と思っている事。 今後、分離不安などになって起こる事より可哀相でしょうか? [戻る] |