A Short Story.
昔話をしよう
※会話だけなので「」なしで進みます。




昔々あるところにお爺さんとお婆さんが居ったそうな。お爺さんは川へ洗濯に、お婆さんは山へ芝刈りに行きました。

ちょーっと待った!

なんだよ。

何で爺さんが洗濯して婆さんが芝刈りすんだよ!

何でって…お爺さんはお婆さんよりも洗濯が得意で好きだったから。

そうかよ…。

じゃあ続けるよー。
お爺さんが川で洗濯をしていると、どんぶらこどんぶらこと大きなスモモが流れてきました。

スモモォ!?

うん、スモモ。

桃じゃなくて何でスモモ?!

うーん…なんとなく?

いや、俺に聞かれても。

お爺さんはそのスモモを家に持ち帰るとかぶりついてみました。

無視かよ。って、かぶりつく!?

するとどうでしょう!お爺さんはスモモをバクバクむしゃむしゃ食べているではありませんか。そう。そのスモモはとても美味だったのです!!

えっ?そのまま食べちゃうの?
切ったら中から桃太ろ…スモモ太郎が出てくるとかじゃなくて?

実際の桃太郎はその桃を食べて若返ったお爺さんとお婆さんの間にできて生まれたのが桃太郎なの。だから食べるの。

そうですか…。

それから芝刈りから帰ってきたお婆さんが家に入るとスモモを食べて満足そうに眠っているお爺さんがいたそうな。めでたしめでたし。

終わりかよ!!





終わりです。

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あきゅろす。
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