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短冊集
☆夢のような
 見かけたときから気になっていた。どこかで見たことがある顔のような気がした。かなりの美人でスタイルも申し分ない。モデルでもやっていて、メディアを通して見たことがあるのだろうと考えた。
 そんな彼女をオレは抱いた。
 目が合い、声をかけられたとき、これは夢だと疑った。しかし肌を重ねた後のけだるさによって、体験したことの全てが現実味を帯びていった。
 昂りが落ち着き冷静になったところで、オレは彼女に抱いた第一印象を思い出した。隣で横になっている彼女に問い掛けた。

「どこかで会ったことあった?」

 質問を言い終わると、彼女がオレの胸に体を寄せてきた。オレはいとおしく思い、彼女を抱き締めようとした。しかし彼女はすぐに離れられてしまった。彼女の確かな鼓動と温もりを感じたオレの胸は、彼女が離れたというのにどんどん熱さを増していった。どうしたのだろうかと自身の胸を見ると、薄暗い室内の照明の光を受けて、微かに煌めくナイフが生えているのが目に入ってきた。
 オレは胸を見た瞬間、状況を理解しきれず、ただ一言呟くことしかできなかった。

「なぜ……?」

 彼女に視線を移すと、彼女はにやりと微笑んで言った。

『だってアナタ、昨日夢の中で私のこと殺したでしょ?』






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 これはあまりにも自己満足で意味が分からないので、特別にあとがきをここに書きます(笑
 まず始めに最後の台詞を思いついて、そこから全体像を考えました。
 書いていて一戦交える意味が分からないと思いながら(笑)「オレ」を盛り上げて蹴落とすという状態にしたくこのようなことになりました。
 書く人が変わればもっとスリリングになるのでしょうが、オレにはこれが限界でした(;^_^A

 毎度ながらの駄文読んでいただきありがとうございますm(__)m

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