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6月17日
「お前、一体どこほっつき歩ってた訳!?ずっと待ってたんだけど!」

喜多村さんがアパートの前で憔悴している。

休んでいいと言われたから、俺は丸1日『探しもの』をしていた。



「ほらよ。」

一枚の手書きの地図を俺に渡す。

「明日からそこ行きな。」

それだけ言うと、彼は帰って行った。



明日から。

まだ時間はある。



再び、『探しもの』の続きをする事にした。

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あきゅろす。
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