不思議に思う年齢
ファミレスで食事を済ませ、私と子供たちは車を下りた。
「あれ?」
アッケはエンジンを止めない。
「悪ィ、ちっとコンビニ行ってくんゎ。なんか要る?」
ううん、と私は言い、先に家に帰った。
お風呂を洗ってお湯を張り、その間に洗濯機を回す。
お湯が溜まった頃、アッケが帰って来た。
「わぁ〜!あいしゅ!!」
尊命は早速、コンビニの袋を漁る。
「おま、早ッ!風呂から出たらな〜。」
子供たちは素直に冷凍庫にアイスをしまう。
「風呂、入れんの?」
「え、あ、うん。」
「よし、入んべーか。ホレ、脱げ脱げ〜。」
「…入れてくれるの?」
「たまにはね〜。」
「パパ、コレなぁに?」
尊命はアッケの左腕を指差す。
「…いたずら書き!」
アッケは微妙に困っていた。
「ダメねぇ〜。」
「あははッ、ダメか〜。そっか〜!」
「しぇんしぇーにおこられちゃうよぉ。」
「そっか〜、俺先生に怒られちゃうか〜。」
そんな会話をしながら、3人はお風呂に入って行った。
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