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結局、断れず
「ホムペ?企業の!?」

アッケは驚いて聞き返す。

「うん。パソコン、詳しいんじゃん?」


「いや、待て待て!
そんなwebデザイナーみたいなマネは出来ねェよ!!」

彼は右手を振り、否定する。

「『パソコンに詳しい』と、『webに詳しい』じゃ全っ然畑が違うの!」

「え、そうなの??」

「そうだよ。

あンな、俺のブログみたいに無料レンタルサーバーでちょいちょいって作れるモンじゃないでしょーが!」

「ふぅ〜ん?」



私も疎いが、父はもっと疎い。



「プロに依頼した方が間違いねェよ。そっち方面は、俺ァ素人同然だで。」

「そっかぁ…。じゃ、そう言っとくね。」










しかし翌日、結局引き受けるハメになる。

父からしたら、決定的な一言を言ってしまったからだ。


『ウィルス対策のファイヤーウォールの装着やソフト開発、クラッカー攻撃なら得意分野なんですけどね』

って。






「無理だっつーの!とりま本買って来る!!」


その夜、アッケは本屋さんに走った。

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あきゅろす。
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