[携帯モード] [URL送信]
あの時も
一緒にベッドに入ったが私は寝付けず、ゴロゴロ寝返りをうっていた。


「眠れないか?」

アッケに声をかけられたが、彼は明日の朝早い。

話し相手になってもらう訳にもいかないので、大丈夫と言い、寝る努力をする。


「…俺、寝れないんだが。」

「ダメじゃん、頑張って寝なよ〜。」


「無茶言うなや、不完全燃焼だってのに。」

そう言いながら私の体に触れる。

「ヤだ、ダメだよ。止めて!」

「言うと思った〜。」

「当たり前じゃん…。」

「大丈夫だよ。簡単な事だろ。」

「なぁに?」



彼は起き上がり、私の布団を剥いだ。


「お前が声出さなきゃいいんだ。」

そう言いながら、私の足を開く。









初めてした時も、龍二サンが下の部屋で眠ってたっけ…。


ぼんやり、その事を思い出していた。
[次の章へ]

[前へ]

あきゅろす。
無料HPエムペ!