ロクな事考えない
アッケに行ってらっしゃいのキスをして、私は布団に潜り込んだ。
キングサイズのベッドは私には大き過ぎる。
たった今、見送ったばかりの彼がもう恋しい。
体調悪いからカナ…、なんか弱気。
早く、夕方になって。
早く、帰って来て。
私はふと考えた。
アッケがお休みで私が学校とかバイト行ってる時、彼はこんな風に思わないのカナ。
…思わないか。
大概私がいない時って、アッケは出かけてるもんね。
ヤだなぁ…、なんか私、ウザったいかも。
そのうち重荷に思われたりするのだろうか。
泣きそうになったが、無理矢理眠った。
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