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ゴメンね、ちょっと待ってて
私は大荷物を抱え、自宅を出た。

一駅だけ電車に乗り、子供たちと下りる。



「おはようございます。突然すみません。」


念のため、登録しておいた託児所。


「今日たまたま、空きがあって良かったわね〜。」

本来なら、前日までの予約制。

「え〜っと、初めてですよね。」

子供たちの特徴や癖などを聞かれた。

「ご連絡先は、登録してもらった携帯でいいのかしら?」

病院だから、携帯は切らなきゃならない。
アッケの実家の番号を伝えた。





ふたりを預け、電車に乗る前にアッケの実家に電話した。

アッケのお母さんが出たが、普段通りの口調だった。


「ちょっと、病院に行きたくて。」


多分みんな、なにも知らない。


「私が圏外だった場合、そちらに連絡が行くので…。」

アッケのお母さんは、快くお迎えを引き受けてくれた。






私はひとりで、教えてもらった大学付属病院に向かう。

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あきゅろす。
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