[携帯モード] [URL送信]
出産と言えば…
更に3日後。

上の子は保育器から出て、昼間だけ私の隣のベビーベッドに来る事になった。

アッケは大喜びで、面会に来た。



「んだこりゃ、超ちっちぇ〜!」

初めて抱く我が子。

「ヤっベ、超可愛い。すンげー可愛い…。」

笑っている様にも、泣きそうになっている様にも見える。


心の底から喜んでいてくれてる。




しみじみと、幸せを噛み締めた。


彼の愛情と、なんとか無事産まれた子供たち…。



本当に、幸せ。






「そういやサ、龍二泣いてたぞ。」

「えッ!?」

私が大声を出したため、息子は目を覚まして泣いてしまった。

アッケはあやしながら、

「感動したのと、フラッシュバックしたのと、色々だろうな。」

少し複雑そうな顔をしながら、そう言った。






優花サンも、こうして子供を産んだのだろうか…。

ひとりで…。

[前へ][次へ]

あきゅろす。
無料HPエムペ!