[
携帯モード]
[
URL送信]
戦闘開始
アッケは怒って出て行った。
変わりにすぐ龍二サンが来てくれたが、
「君達、こんな時にケンカするなよ!」
と、たしなめられた。
しかし私には、本当に余裕なんかない。
「いいから、さすって!!」
もう何様だってカンジ、自分。
頭じゃ分かっていても、どうにもならない程痛い。
夜8時。
面会時間終了のアナウンスが流れた時、看護士さんに「付き添いの方はおかえり下さい」と、言われてしまった。
私はこれから一晩中、ひとりでこの痛みと戦う。
[前へ]
[次へ]
無料HPエムペ!