止めて!!
アッケは私がお風呂に入ってる時、帰宅して
「うッそだろ、なァ!マジなん!?」
「…イヤぁあぁー!!」
いきなり乱入して来た。
「なァ、もっかいやって!!」
「わ、分かった!ちょっと待ってて!てか、出てって〜!!」
アッケは構わず服のまま、びしょびしょの私のお腹に触る。
「ヤっベ〜…。超嬉しい…。どうしよう。」
そしてそのまま、私を抱き締めた。
「…ね、濡れちゃうよ?」
「関係ねェな。俺は今、こうしたいの。」
「ちょっと、寒い…。」
シャワーも止めていたから、体が冷えて来た。
ん、悪ィ。と彼は言い、バスルームから出て行った。
「滑って転ぶなよ〜。」
って、笑いながら。
お風呂からあがると、アッケは電話していた。
「マジだって!ヤバいよ、俺。落ち着いて座ってらんねェ。」
リビングを、うろうろ歩いてる。
「ッせーな!
あぁてかょ、俺ガンガン部屋で煙草吸ってた〜…。すンげー後悔…。」
…え、誰かにもう言ったの!?
「誰!?」
私は思わず大声を出した。
アッケは驚いて振り向き、
「龍二…だけど…?」
と少し小さな声で言った。
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