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告げられた真実
インターフォンを鳴らすなり、龍二サンは素足で飛び出して来た。

そして私は玄関のドアが閉まるのを合図に、号泣した。





龍二サンは私の手を握り、こう言った。





昨日あれだけ取り乱していたから、尚更言えなかった。

医者も同じだろう。





最初に、嘘を吐いた俺が悪い。


君の無邪気な顔を見た瞬間、真実が言えなくなってしまったんだ。




君は、まだあまりに若過ぎる。












「死を受け入れるには。」

























最後の一言で、目の前が真っ暗になった。

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