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TOG・TOGF
オトウト君の日課AM編(AH)
大好きオーラを振り撒いてブラコン大暴走の末に不完全燃焼を起こしてくるアニキを一刀両断するオトウト君の日課の前半。



※兄さんが絶賛キャラ崩壊しています
カッコいい兄さん大好きというかたはご遠慮下さい
閲覧は自己責任ということで、変態な兄さんおけーというかたのみ
下へどうぞm(__)m













AM7:00 起床


変態アニキのオトウトは朝も忙しい。


A「ヒューバート、おはよう」


元気よく笑顔で言ってくるヤツ……彼のアニキであるアスベルが毎日を騒がしくする。


H「おはよう…ございます」


A「早速だが、おはようのキスを」


H「……しませんからね」


慣れた手付きでアニキの顔を押し戻す。
そして立ち上がり、アニキを無視して歩き出す。


A「あっ、待ってくれよ!」


アニキの言葉に振り向きもせず、オトウト君は朝食をとりに部屋を出た。




AM10:00 戦闘


A「皆、怪我はないか」


S「大丈夫だよ」


魔物を倒し、皆の無事を確認する兄。そして


A「ヒューバートォォォ!」


返事が返ってきてすぐ、抱き付こうとするアニキ。
それを魔物同様にアラウンドステップで回避するオトウト君。
その二人をみて、後ろではこんな会話が。


S「ねぇ、どうしてヒューバートはアスベルから逃げてるの?」


M「それはな、照れ隠しをしているからだぞ」


R「違うよ。ただ焦らして弄んでいるんだよ」


S「そうなんだ」


二人の前から納得して去っていく少女。彼女と入れ替わるように青い影が現れ、


H「アクアバレット!」


M.R「「ぐぁ!!」」


弾丸を二人におみまいして、やっとオトウト君の戦闘は終りを告げるのであった。





AM12:00 昼食


SH「みんなー、昼食できたわよー」


魔物と戦闘を繰り返し、昼が近くなると場所を確保する。
シェリアが料理を作る間は各自、トレーニングをする。
最近はそのようにして旅を続けている。


SH「誰か、運ぶの手伝ってくれない?」


A「わかった」


と、真面目に手伝っている兄をみて、彼は思う。


(常に真面目でいればいいのに)


A「はい、ソフィ」


S「ありがとう」


優しげな瞳をしている兄をみて、彼は思う。


(まぁ、たまには良いところもありますからね)


A「はい、ヒューバート」


彼の前にオムライスが置かれた。

そのオムライスにはケチャップでこうかいてあった。

<ヒューバートLOVE>

ご丁寧に文字を囲むようにハートマーク。


彼は何も考えなかった。
ただ、手にスプーンを持つ。


A「教官!とうとうヒューバートが俺のことを!」


アニキを無視して彼はケチャップを全体に塗り広げた。


A「俺の最高傑作がぁぁぁぁぁ!」


アニキが叫んでいるが、そんなことはどうでもいい。
オムライスに罪は無い。

ふんわりとした卵のオムライスを口に入れながら彼は思う。


(もう兄さんを良いと思うのは止めよう)


ご多忙のオトウト君の午前はこうして終わるのであった。




……AMー完ー……


A「続きはWebで☆」

H「虎牙破斬!」

悲鳴をあげる間も無く、アニキは背後からの一撃をくらった。

H「ごほんっ。続きはPMへどうぞ」









………オトウト君って大変ですね。









えぇっと、前半はそうでもなかった(?)けど、後半はもっと凄いアニキかも……



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