[携帯モード] [URL送信]
トシオの気持ちとは裏腹に…



ぼくの名前はトシオ、正直こんなオッサンみたいな名前はイヤだけど、ぼくの大好きななまえちゃんがつけてくれた名前だから、気に入ってるんだ!
なまえちゃんは、ぼくの命の恩人でぼくを白ひげ海賊団という家族の一員として迎えてくれた大切な人だよ。

なまえちゃんとぼくは寝るときも、お風呂に入るときも、いつも一緒だ!たまにバナナみたいな男が(なまえちゃんはマルコ隊長って呼んでたな)ぼくに触ってこようとするけど、ぼくはなまえちゃん以外には触られたくない(あっ、美人なお姉さんもぼくに触ってもいいよ)とにかく、汗臭い男にはぼくの自慢のホワイトボディには指一本だって触れさせないんだ!

そしてぼくが一番触ってほしくない…というか一番キライなのはエースっていうそばかすメラメラ野郎だ…あいつは悪魔の実というのを食べて頭がおかしくなったってなまえちゃんが言っていた(だから毎日裸なんだ、)
それにあいつは、なまえちゃんとぼくが遊んでいるといつも邪魔をするんだ!なまえちゃんが、一度ぼくに「おまえは食べちゃいたいくらいかわいいねっ」って笑いながらぼくを撫でてくれたんだ!そしたら、あいつが「なまえはブタみたいに大きいからトシオに食われるぞ」って言い逃げしたんだ。ぼくがなまえちゃんを食べるはずないからあいつに噛みついてやろうとしたら、ぼくより先に怒ったなまえちゃんがあいつを一発殴ろうと追いかけていった。
それから、しばらくなまえちゃんとあいつの鬼ごっこが始まった…その様子を見ながら、ぼくはしばらくその場に1人だったんだ(あいつがいなければ、なまえちゃんはずっとぼくのものなのに… )
そんな大きらいなあいつでも悔しいけど、とてもすごい奴なんだ…なまえちゃんが風邪をひいたときは、ずっとそばで看病してあげてたし、なまえちゃんが元気がないときは笑わせてあげてた、それになまえちゃんが泣いてたときはまるでお母さんのように優しく頭を撫でてあげてた(ぼくも人間だったら…)


だから、ぼくは決めたんだっ!ぼくが守れない旅の間はあいつになまえちゃんのことを守ってもらうって!大嫌いなあいつだけどなまえちゃんを好きな気持ちは同じだから!







「ねえ、エース!あたしシャンクスに会ったら絶対サインもらうんだー!ついでに握手も!」
「うぜっ!」



トシオがこんな決意をして送り出したことも知らずになまえはシャンクスのサインをもらいたくてウキウキしてることをトシオは知らないのであった…。




第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
無料HPエムペ!