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いろいろな事実が発覚した!




「おい、なまえ…起きろ!」
「んっ…?」
「島についたぞ」
「!!?」

島ァあああ!母なる大地よ、ばんざい!勢いよく起き上がったあたしにエースは船酔いはどうした?とあきれている(だってテンションあがったんだもん)

「ここに容疑者キャサリンはいるかな?」
「容疑者キャサリン?」
「手紙を渡すために探している人のことだよ!」
「(キャサリンって…)まあ、とりあえず飯にしょうぜ!人捜しはそれからだ」

イエッサーと元気よく敬礼し、エースにタックルをして、あたしは船から降りた。なぜタックルしたかって?だって、テンションあがったんだもん!









「まいうー!あっ、ひとくちちょうだい!」
「じゃあ、おれにもひとくち」
「いいよ!はい、あーん」
「ちょ、ちょっと待て!おまえ…」
「ぷっ、エースが照れてやんの!」

きゃわいい!とからかえば、フォークで刺されそうになったから、とりあえず土下座しておいた(ぜったい殺す気だったよね?)そして、一通りお店の全メニューを制覇したあたしたちに店主のおじさんは、驚いていた。


「食った!食った!あっ、そうだ!容疑者キャサリンについて教えてよ!あたしなんにもわかんない」
「そうだな、まあ海賊だ」
「へえー、強い?」
「それなりに…」
「なんか写真とかないの!?」
「手配書とかあるんじゃないか?おい、オヤジ!」

カウンター越しに、店主のおじさんに話しかけるエース。いまこの店にはあたしたち以外の客はいないのでおじさんはエースが言おうとしたことがわかったみたいだ。

「手配書か?ほらよ、うちにあるのはこれだけだ」

手渡された手配書を一枚一枚めくって容疑者キャサリンがいないか確かめていくエース。すると、エースが満面の笑みを浮かべながら一枚の手配書をあたしに見せてきた。

「えっ?これが容疑者キャサリン!?」
「いや、こいつはおれの弟だ」
「えェええ!?エースって弟いたの?」
「まあな!ルフィって言ってな、おれより3つ下だ!」

嬉しそうに弟くんの話をするエースに、なんだがあたしまで嬉しくなった(いつか会ってみたいな)それからルフィくんの顔にある傷跡の話、海王類に襲われそうになったルフィくんを守った海賊の話などを聞いた。


「つまり容疑者キャサリンっていうのはおれの弟の命の恩人だったりする」
「えェええ!?まじで!?」
「ほら、手配書じゃねえが…写真があったぞ」

パサァっと、どこからか出した新聞の記事に赤髪のダンディなおじさんの顔が載っていた(うわあ!キャサリン…めちゃくちゃ男前!)すると、あたしといっしょに話を聞いてたらしい店主のおじさんは赤髪ィいい!?と驚きのあまり拭いてたグラスを床に落として割っていた。

「おじさんもキャサリン知ってるの?」
「赤髪のシャンクスって言ったら四皇じやねえか!」
「ちょっと待て!四皇って言ったらおれたちの親父もだ」

エースが背中の入れ墨をみせると、店主のおじさんは白ひげェええ!?って言いながら顔を青ざめたと思ったら泡をふいて気絶した(えっ、ちょっと!大丈夫!?)

「よし!今のうちに逃げるぞなまえ!」
「えっ!?おじさん大丈夫かな?」

あたしの話を聞かずに、腕を引っ張り走り出すエース…ああ、おじさんごめんなさい!でも先ほどの話で思ったことがいくつかある。まず、ルフィくんに会いたい!そして白ひげ海賊団のすごさ!なにより、容疑者キャサリンもとい赤髪のシャンクスがかっこいい!もう、シャンクス探しに俄然やる気がでてきちゃった!(会えたらサインもらうんだ)





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